朝、中2の息子が学校に行きたがらなくなっているらしいのです。
「どうも、イジメられているらしいわ。靴が冬靴(そうではないのですが)だとか
からかわれているらしいやわ。」
「それ、いじめか?」
「私もそうは思わんけど、本人はそう思っているらしいわ」
まあ、イジメか否かの判断は受けている当人のものなので、
いじめだといわれればそうなのでしょうが。。。
中学2年の男子であればよくあるケースではあります。
前も申し上げたように微妙な差異をあげつらうパターンです。
「親としてどう言ってやれば、いいのか。。。
気にするなゆうてもなあ。」
と嫁にしてはエライ深刻そうです。
僕としては息子自身に乗り越えさせようと思っているので
あまり現段階では何もする気はありません。
状況は把握し続けますが。。。
まあ、僕の発想はシンプルで、あまり頭のできもよくないもので。
「戦う」か「我慢するか」です。
戦うといっても、実際に喧嘩するということではない。
嫌だったら、相手のお母さんに本人から電話させろといいました。
「○○君からこのようなことを言われて、僕は大変嫌なのですが、
ご家庭で対処していただけないでしょうか?御本人に申し上げても
行動は収まらないで、余計面白がるだけかと思いますので、お母さんから
おっしゃっていただけると大変助かります。」
と本人から電話させろと。
親が言ってもいいのですが、本人から言わせる方がいいと思います。
いじめの被害者が言うことで、自分の子供がいじめの加害者に
なっているという自覚が生まれます。
そこで涙声でも出ようものなら。。。です。
それがクラスに伝われば、「こいつはヤバい」といことで誰も矛先を
向けないと思います。それがまっとうな人間関係の築き方かどうかは
おいておいて、収まる可能性はある。
当然リスクもあります(クラスで孤立するとか)が、
リスクを覚悟できないのであれば、我慢しろ。
あるいは戦い方を変えろ。です。
でも、どんな戦い方にもリスクはある。
一番リスクがないのは「我慢する」です。
本人にそこまで根性座っていれば、その程度のイジメモドキで動じるわけはない。
多分できない。
じゃあ我慢する?リスクは局限される。
出来ない?他の戦い方は、たくさんあります。
常に選択権はイジメられているサイドにあると思うのです。
そして、リスクというのはイジメているサイドの方が、意識している
していないにかかわらず大きい部分もあるのです。
たとえば、被害届を出されてしまったら。
マスコミに報道されたら。それはイジメている側の成長考えれば
よくないことかもしれない。でも、そのリスクは常に付きまとう。
その地域にいられなくなることもあり得ます。
それは極論としても
先生にいうでもいいし、
最悪、転校だって、不登校だって、立派な戦い方です。
不登校に対して逃げてはいけない的な発想もありますが
僕は立派な対処方法だと思うのです。
安易に選択してはいけないけれど。
親として一番嫌なのは自ら命を絶ってしまうことです。
我慢できない。戦えない。どちらも選択できないとき、
最後の選択として、それが浮上します。
そうなるくらいならば、不登校という手段で、状況が変わるのを
待つ。あるいは解決を大人に委ねるということもありなのかな。
「学校における状況が変わらない限り、学校には参加できません。」
そうならないように、
最大限の努力は図りますし、いくらメンタル弱いとは言っても
自分でそれを乗り越えなければ、社会でもっときついことあるだろう
というのが夫婦で一致したところではあるのですが。。。
ベースとして長男のメンタルの弱さが一番大きいのです。
多分、長女も次女も「ふん!そんなんいじめでもなんでもないじゃん!!」
ていうよな。。。
長女なんて
「あたしはなあ、もっとひどいいじめ受けてきたんだよ。
もうあらかた忘れたけどな。」くらいは言うかもしれない。
でもうちの子供らいじめに絡みすぎだろ。
平和なのは三女のマーちゃんだけかい。あと、モモもか。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール