先日、父と話していると
甥っ子(中2)から母のところに電話があったそうです。
内容は
「僕は塾に通いたのだが、パパ(私の弟)が許してくれない。
おばあちゃんからパパを説得してほしいんだけど。。。」
という内容だったそうです。
結構、甥っ子は策士なので、搦め手から攻めることにしたようです。
しかし、話を聞くと
友達と一緒に塾の説明会にいったら、一緒に
行きたくなったらしいとのことで、今、クラスで2・3番
行く必要がないと思うとのことだったそうです。
僕も行く必要ないと思いました。
理由は
1、友達と一緒であり、自分のニーズに基づいていない。
2、通塾の目的が明確ではない。
しかし、企業型の塾というのは、全くないところに
幻想的ニーズを作り出すものなのです。
いわば、ありもしない危機を作ってしまう術にたけています。
かくいう私もそんなことをさせたら、かなりのレベルだと思います。
えーそうなのという方もあるかもしれませんが、
あえて、していなかっただけです。
以前の会社に居る時も会社員としての点数稼ぎとはずいぶん前に
決別してますからね。
話を戻すと必要もないものを売りつけるのができる営業だと
言いますが、そのような側面が非常に強いのですね。
過当競争の中にある首都圏の塾は。
僕は即座に
「えー。いらないじゃん。」
といってしまいました。
うちの塾も紹介をお願いしますが、それでも、必要のないものを
売っていくつもりはありません。
しかし、隠れたニーズや親の目に見えない部分というのはありますから
それはきちんと評価して意見を申し上げます。
そのフィルターを通しても、今回の件は必要がないと
思えます。
甥っ子の兄は塾にあまり通わずまずまずトップ層といえる
学校に入っています。弟が日曜日ごとに教えたそうです。
学生時代は同じ塾でバイトをしていたので、
それなりに力量はわかっていいます。
多分、大丈夫だろうなと思っていました。
そのような環境にあるのだからますます必要ないのです。
塾としては商売の幅を狭めているような気もするのですが、
ただ、本当に必要かどうかは、しっかり考えていく必要があります。
塾も商売ですから、普通は必要ありませんとかいわない。
平気で言っちゃうのはうちくらいのものかもしれない。
だから、僕のことを信用してもらえるかどうかに
かかっていますが、僕が必要だといえばそれはたいていの場合
対案がありません。
会社とというくびきから逃れているので、本当に必要なものだと
思ってほしいと思います。
だから、中1・2にとって定期テストの対策授業は必要だと思いますよ。
中3は自分でできるパターンも増えてきますがね。。。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール