ヤル気の幻想。PAT共育ゼミナール。

中2の息子の中体連は続くので、今一つ
勉強にも身が入らないようです。
しかし、終わってしまっても勉強に
身が入らないというケースがありますね。
親御さんとしてはやる気スイッチは
いつ入るのだろう。などとやきもきします。
塾に入れれば入るのだろうか。。。
入れよう。みたいな流れはあります。
初めに断言しますと、塾に入れると
ヤル気のスイッチが入るというのは全くの幻想です。
もしもそこでやる気になったとしたら、
それは塾のおかげではなく、その子自身が
何らかのきっかけを塾で得られたからなのです。
非常にドライな言い方をすると、塾はやる気の
スイッチを入れる場所ではありません。
ヤル気のない子でもそこそこ成績を取らせられる
ようにする場所なのです。
強制的に宿題を、授業を、居残りをという形で
やる気がなくても何とかできるような仕組みを
用意した場所です。
当然、やる気が出るような仕組みもたくさんあるわけですが
その子のどの部分にツボがあるかなど
人それぞれですから、それは担当者がその子との
会話を積み重ねる中で探っていきます。
個別指導をすすめる塾はその点が充実している。
うちもその点には少人数制で力を入れているつもりです。
一方で、そんなやる気なんていらないよ
塾の方が指示することだけしていれば
いいのさ。というタイプもあります。
中途半端にそんな部分がうちにもありますしね。
特に中学生は。
うちの子の場合、
長女は中2の後半くらいで、自分でゾーンに入っていきました。
はやいかおそいかという二元論ではなく、
自分で自分をいつでもギヤを自由に入れらる状態にしていったということで
これができるとあまり心配が必要なくなります。
塾でやりすぎると自分で自分にギアを入れるという
感覚が育ちにくい。特に1から10まで指示してくれるところでは。
ここで考えるべきは、その状態になることを期待して
待つのか、
待てないから塾に入れるかです。
将来を考えると待った方がいいのは確かです。
自分でギアチェンジできる方がいいからです。
しかし、現状の成績は良くないならば、
待つことで手遅れになるよりは、
塾に入れてしまった方がよいと思います。
現状、回復すべき問題はやる気ではなくて成績だから
塾に行くことでギアチェンジの方法を学ぶ子もいますから。
問題は現状中2の長男です。
祖父母からも塾に行け圧力はだいぶかかっているようです。
何とかなりそうな気もするのですが。。。
ならないかな。
手遅れになりそうですもんね。
北海道の公立高校入試は特に。
悩ましいところですよね。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール
ぽおっと発信 札幌市中央区 学習塾 PAT共育ゼミナール代表のブログ

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