なかなか、塾閉鎖でこちらにたどり着く方が
少なくない。減らない。というか増えてんじゃね。
という感じなので、生臭いことを週末なので(関係ないけど)
書いていくことにします。
僕は基本的に教室の閉鎖は4月段階で(北海道の場合)
決めるべきだと思っています。あるいは2月、3月で決めて
募集をしないが理想形だと、
閉めるのに理想形もないのですが、
思っています。
今いる塾生の次のことを考えると。。。
教材費やテスト費が発生しない時期に。
ところが、今の時期に上記のキーワードで
検索が増えているということは、夏期講習の
募集で塾生が増えたら、継続。
増えなければ、閉鎖ということなのだと思う。
一見、現場サイドからすれば、4月で潰されない
温情とみることもできるし、顧客にとっては、
教室が残るのだからうれしいかもしれない。
でも、夏からの入塾が順調ではなかった場合。
当然教室は閉鎖となる。
そのとき、
入塾を決めてくれた親になんというのだろう。
「せっかく入ってもらってすみません。うち来月から
ヘーサなんでー。すんません」
と言えるのだろうか。頑張ろうと思っていた生徒は?
結構ダメージ大きくないかな。特に中3とか。。。
学力テストに全力を注ぎたい時期に、別な塾探せって。
なめてんのか。というところだと思う。本当に生徒のこと
考えているのであれば、
夏に夏期講習うたって募集するな。というところじゃないかな。
でも、夏でしくじった教室を維持すると3月末までには
莫大な赤字を生むことになる。
例えば、ぼやかすのであるが、80名が損益分岐点である
教室が、60名だったとする。
一つ月当たりの赤字は30万から60万。
広告宣伝ひのかかる月はもう少し増える。
40万円として年間で約600万の赤字なる。
これを4月から7月まで出していたとして、約100~
200万の赤字が出ているはずなのだ。
これを穴埋めしようとすると、損益分岐点は
85名ほどの平均になるはずなのだ。
集団授業中心であれば、人件費は固定費としてみなして
計算することが出来るが、個別中心だと人数が増えることによって
人件費コストもかさむ。
つまり、夏で失敗すれば次の年は絶対ない。
600万の赤字を埋める売り上げを、次の年あげられる保証は
ないのだから。
企業型の塾の社員はそれを自分で被るわけではない。
教室の閉鎖で赤字幅を縮小しようとするのは企業として当たり前だし
僕がその立場でもそうする。
後に残るのは顧客の悲しみと困惑だけなのだ。
だとしたら、夏までチャレンジの機会を与える必要はない。
夏期講習で復活!みたいな個人の資質とギャンブル性に満ちたものに
たとえ、数カ月といえど顧客の人生を委ねるべきではない。
そこから、閉鎖しても、生徒に対して誰も責任負えないだろう。と思うのです。
夏までやったなら、3月まではきっちりやりぬけよ。
赤字がどんだけになってもと思うのです。
社員にチャンスを与える責任は上司も同様とるべきだと思うのです。
だとしたら、夏とかいわず、4月が時期として顧客にはベスト。
選択できる幅が広がるので。
でも、社員の反発とかさまざまな力関係とかで
判断できないのだろうと思いますが。
僕等が軸としブレさせてはいけないものは
経営まで含めて、何が生徒・保護者・非常勤講師の大きく言えば
人生にとってベストの選択であるかを最優先で考えて、判断し、行動すること
なのだと思っています。
最後堅くなってしまった。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール
ぽおっと発信 札幌市中央区 学習塾 PAT共育ゼミナール代表のブログ
閲覧数がかなり増えてきています。
ありがとうございます。