セリヌンティウスの憂鬱。PAT共育ゼミナール。

走れメロスを教えているとき、
ということは毎年、11月から2月の間くらいでしょうか
僕が思うのはセリヌンティウスは
本当に苦しかったのかな。
ということです。
命とられるわけだから、苦しいのは
当たり前なのでしょうが。
自分で何もできない。あらゆる判断や
自分の命でさえ
完全に友人であるメロスや王様に預けている
ということは一面大変楽なことでもあったのでは
ないかということ。
自分でものを考えず、誰かの命令に従って
動くだけなら、それは奴隷と同様です。
奴隷がなぜつらいことなのかといえば、
自由がないから。自分の考え通りに自分のことを
決められないからです。
でもそれを最初から誰かにゆだねると決めたならば
奴隷にはストレスはごく少ないのではないかと思います。
ほとんどの葛藤は自分の判断と
その個人が置かれた状況の中で発生するのでは
ないかと考えたりするのです。
セリヌンティウスは友人を信じるという美名のもと
何も行動も判断もしなかったわけですから。
うがった見方をすれば。
ある意味楽だったのかな。
最後にメロスを疑ったという部分で、彼自身も
救われているな。とシニカルに思ったりします。
できれば、PAT共育ゼミナールの生徒は
そんな言い訳で自分の判断も行動も放棄してしまう
子供にはしたくないと思っているのです。
高校行って大変だし。
多くの新入学生が、中学・高校を問わず
刑場にかけられんとするセリヌンティウスの
状況かもしれません。彼らはメロスたる塾の先生
を信じていたのです。
しかし、北海道・札幌において、
多くのメロスはセリヌンティウスのもとへは
駆け寄りません。特に高校は。
そして、このセリヌンティウスは刑場の
露と消えることはない。しかし、立て直しには確実に
時間がかかります。この4月のうちに脱セリヌンティウス。
なのです。
まあ、僕は駆け寄る方のメロスだけどね。
メタボだけど。
なおかつ、脱セリヌンティウスを促すけど。
おなか出てるけど。
ながながとくだらないことをすみません。
感想文を書くつもりはなかったのですが、
あくまで個人の感想です。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール
ぽおっと発信 札幌市中央区 学習塾PAT共育ゼミナール代表のブログ 

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