浪人生(高卒生)受け入れについて

この4月から、高卒浪人生の受け入れをはじめます。
お問い合わせと同時に入塾もあり、何とかスタートできそうな感じなのですが、基本、この塾を開設当初預かった中3生が大学受験生になったという点が大きいと思います。
うちの長女も同様なのですが、この子ら失敗したら、どうなるのかな。
予備校でも行けばいいやというある意味無責任な対応は、できなかったのです。だったら、自分のところで受け入れられる体制作ってしまえ。
というのがその基本的な発想なのです。
小中学生の塾通いに比較して、高校生の塾に通うことは否定的ではあるのですよ。学校でやってもらえとか、自分でやれなくてどうすると思うのですが。親の目線で考えたときに、高校が終わったから親子関係切れるわけでは明らかにない。面倒も当然見るでしょう。ということで。まあ、娘が浪人した場合の予防線でもあったのですが。
札幌の多くの塾は、高校では預からず、中3で卒業させるという、ある意味分業化が進んでいる部分があります。まあ、高校生の指導は面倒くさいしね。集団授業やっても儲からないから。予備校規模でやらないと。賢くはあるのですが、あまりにも突き放しすぎのような気がするので。面倒見がいいことを基本理念に考えている塾なので。それが基本的には高卒生の学習指導をはじめる理由です。

じゃあ、PAT共育ゼミナールが高卒生の指導を行うのにどうするべきかを考えました。
まず、外したくないのが朝9時からの指導開始です。浪人生になったからといって、朝をだらだら過ごさせない。
高校に通っていた当時と同じ時間の使い方をできるようなさせなければ。と考えました。
会社組織であれば、時間外だの休日だのくだらないことを考えなければならないのですが、うちは一人親方の職人ですので、あさ9時から22時までフルタイムで動けるわけです。
だとしたら、9時から22時までずっといて勉強していいよ。
というか、しろ。我の監視下の元で。という雰囲気にしたかったのです。
大学受験のしくじりはいろいろな原因があります。でも、根を詰めて勉強していないことが大きい原因の一つであろうことは間違いありません。あと、高校での間違った学習指導というものもあるのですが。。。
そこで、正しい方向で徹底監視下で、勉強に取り組ませる。それが一つの方法論かな。
何らかの後悔があるから、浪人もするのですから。どこまで、徹底するかといわれれば、朝迎えに行きます。そのための送迎車ですし。
中高はここまできつく言いません。部活だって、習い事だって大切だから。でも、プライオリティから言って浪人した生徒に勉強以外のことはあるでしょうか。いえ。決してありません。(反語)

でも、ここで問題が。
それは、鍜冶は大学受験の全教科を教えるほど頭はよくないということです。
無論、教科によってはセンターの解説も書かせていただいているし、高校生ではありませんが、模試の作問もしています。でも、そんな何教科もおしえらんねーよ。
よって、人に頼ることにしました。
それがBBYです。これがBBQであれば楽しいところですが、残念ながら1文字ちがい。ネット回線を利用した予備校です。講座数は300ほどだから、有名な東進さんほどではありませんが、システム的に実力を定着させるためには非常に良い仕組みだと感じました。
授業をしている時に感じることですが、「わかる」と「できる」は違います。
どうしても衛星型だと、わかった気になってしまいその後、自力で解こうとしたときまったく歯が立たないのです。そのギャップを埋める仕組みが取り入れられています。だから、一つ一つの授業時間が大変長いのです。100分~200分。がっつり授業と演習を行います。

あとは、受講料。大手の予備校さんだと北大の受験コースは100万円だそうです。
娘のところに駿台のDM来てたので、こっそりとみてしまいました。でも、それだけ払っても娘に合うかどうかわからないし、ましてや合格するかどうかわかりません。そんな金額は正直うちには払えません。昔はもっと特待とかあったのになあ。とか思ってしまいました。
うちは月謝制です。月当たり5万円で通い放題。
つまり、何教科とっても定額にしました。現状、申込を見ると朝から晩まで合計14講座とか。週の合計時間数は塾だけで40時間近くになります。個別指導は別料金ですが、BBYのみで相当な時間数。また、演習プリントも出し放題にしていますので夜の22時までほんとうに詰めて勉強することもできるのです。
塾としてあんまりもうけは出てません。生徒単価は高いけど。それだけお買い得なコースなんですね。塾でお買い得はおかしいけど。
でも、うちの塾は大きな失敗をしちゃった人には優しいのです。
だって、保護者だって落胆するじゃん。次は何とかって思うじゃん。高いお金でも払いそうじゃん。でも、お客さんが弱っているようなところにつけ込む商売はうちはせんのです。商売人としての倫理だと思っています。賢くはないですがね。

PASS=UCaL Vコース。これがコースの正式名称です。
パスカルとよびます。合格のパスと受かるをくっつけています。UCaLは、Unlimited Coaching and Learningの略。Teachingではありません。鍜冶は極力、指導に介在しません。でも、こらえ性ないから、口出ししてしまうな。
あくまでも、管理とアドヴァイスにメンタル面のケアに全力を注ぎます。
でも、その方が子供らの成長にはつながると思っています。自分でやり切る実感があるから。

この記事はやがて固定ページに移ると思います。

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