定期テスト終了後から夏期講習に向けて③

前投稿の続きです。

では、この後、何をなすべきかということなのですが、①~④のどの部分に問題があったかを考えてみてください。もしも、時間の不足ということであれば、早めの準備を今から計画しておきます。

札幌の場合、8月後半から9月初めがその時期となりますので、1か月前の準備であればもう来月にはスタートする必要があるということなのです。特に中3生は学力Aの時期と定期テストが重なりますので、

定期テストが終わってから学力A対策ということではとてもではありませんが間に合いません。

うちの塾、PAT共育ゼミナールが中3生は授業時間(夏期講習)100時間を超える設定というのは、そのためなのです。中3で今回失敗した方は、取り戻すためにとんでもない覚悟が必要です。並行して進めないと

共倒れになってしまいます。中1、中2はどうかというと、内容が高度化していきます。実は1学期期末テストというのはやりようさえ間違わなければ、得点は取りやすいテストで、PAT共育ゼミナールとしては戦略的に

1年を展望してこのテストで点数を取らせにかかりました。中体連あるとか言われても、ぶーぶー言われても、おしりを叩いて(比ゆ的な意味です)

今回、得点をとれた生徒の大部分は、①~④を重点的に分析して、学習方法や時間を改善させています。だから、とりわけ全員がどの教科で点数が取れたというわけでなく、個人的に教科間でも点数の差が出ています。

やはり、上がっている子は学校のワークのやりこみ度を変えています。

1周がカツカツだった状態から、2周できた生徒が多いように感じています。

では、どのように具体的に、成績を立て直していくかですが、最善の方法はうちの塾PAT共育ゼミナールに来ることです。それは、当たり前。個人的な問題を解決するためには私自身が見させてもらいたいというのがあります。

個人ごとに問題は違いますから、解決策も異なるので。時間はかかるかもしれませんが、学習に向かう姿勢から変わってくると思います。でも、現実的な方法ではない場合。まずは全体の方針を考えます。

定期テストが悪かった場合

① 平常点で取り返す

平常点は学習態度・宿題の提出・課題の提出・実技テスト・小単元テスト・授業中の発言・忘れ物・遅刻等々。これらから成績がつけられます。先生に反抗的な態度をとるなども減点対象です。PAT共育ゼミナールの生徒でも僕の言うことには素直でいうこと聞くのに学校の態度が先生に対してひどいという子もあります。お願いしてます。「お願いだから学校での態度改めて」とこの部分は僕でも介在しえないのです。小テストや課題などはコントロールできますし、実際に提出物は?と聞く生徒もあります。これをまず頑張って、あげるしかありません。約40%~60%が、こちらなので十分対応策になるのです。

② 定期テストで取り返す

これは、①~④の分析がすんでいることが前提です。問題点が見つかれば、対応はたやすいはずですし、定期テストの反省を提出させる学校もあります。そこで、次の計画を立てていく必要があると思います。とくに、2学期期末テストしかない学校は注意が必要です。今から11月初めまでの学習内容がすべてテストに出ます。準備期間を8週間ほど用意する必要がありますし、習った部分については順次自主的に学校のワークをやりこむことをPAT共育ゼミナールはおススメしています。

みなさん、へこんでないで前に一歩踏み出してください。

PAT共育ゼミナールは夏期講習募集中です。

定期テスト終了後から夏期講習に向けて②

前投稿の続きです。

③ 学習方法を振り返る。

点数をとれていないケースの多くは学習方法の設定ミスにあります。定期テスト対策で重要なのは学校から渡されている、教科書・ワーク・プリントそして自分で書いたノートなのです。

ある中学校では、数学の問題がワークの数字を変えたものしか出さない。また、理科はプリントから、それもレポートとして課したものからだけとか。という場合があるのです。塾や市販の教材をやりこんではみたけれど

点数が取れない。というか、80点を超えないというお話はよく聞くのです。そして、多くの生徒がテスト前に集中して学校のワークを解いている。提出があり、平常点に含められるからですね。

でも、塾のテキストやプリントは基礎ができていての次の手なのです。それだけでも成績が上がらない。結果として塾、成績上がらないよねとなります。これは学校の勉強を徹底させていない塾にむろん責任はあるのですが

方法は少し変えてみる必要があります。

 

④ 学習時間を振り返る。

果たして、今回準備期間はどのくらい用意されていましたか。これを振り返ってください。うち、PAT共育ゼミナールでは約1か月前です。4週間。なぜかといえば、範囲が確定していないので。。。場合によっては前学年の復習を

テスト範囲とする中学校もありますから。2年の理科とかは多いのです。範囲が広がってもあわてないように、また、中3は確実に修学旅行、中2は宿泊研修と噛むので、時間をより多く確保したいのです。

はじめのうちは、塾で学校のワークを完成させます。わからないところはできていないと思しいところは教えます。1~2週間前には範囲を完成させて提出できるようにさせておきます。塾から対策プリントを出したり、テキストをやったり。

出るところを予想して講義します。出そうもないところは情け容赦なく切り捨てます。すべてが同じ力配分や時間配分であってはいけないし、それを、教えてあげるのが塾だから。

1週間前では、対応がききません。積み残しが大量に出てきます。それで、乗り切れている人は基礎の能力が高いにすぎません。

普通は、繰り返さないと覚えませんから。。。ちょっと、数学的に考えてみます。例えば、一週間7日間。平均で日曜含めて6時間勉強して42時間。これに対して主要5教科+技術・家庭と保健・体育。多くの場合、

後ろ2つは50点満点なので、6教科として、1科目あたり7時間の学習時間。4月から6月初めまでで約10週間分の学習期間。すると1週間分に対する学習時間は平均で40分。

いかがでしょう。点数取れますかね。

 

続いて今後の動きについて、説明します。後に続く

定期テスト終了後から夏期講習に向けて

今回の定期テスト。1学期末の定期テストが結果が悪かったという方もあるのではないかと思います。ここで、嘆くだけで終わると結局同じことの繰り返しになると思います。

PAT共育ゼミナール的には、結構点数取れている子が多くて。点数的にも20点くらい上がっている人もいるし、90点台が5教科中4教科あったという人もあります。

それにはそれなりの成果を出すための個人ごとの秘密があるし、一方、悪かった人は悪かったなりの理由があります。

おそらくは、点数をとれている人が自分のものとしている方法を悪かった人は自分のものにできなかったのです。

では、次のテストに向けて何をなすべきなのか。悪かったなーだけでは進歩しませんから、それを考えていきたいと思います。

おー、なんか今日はマジメじゃん。学習塾の先生ぽいじゃん。

まあ、いつもふざけてばかりではないので。。。

まずは、振り返りをきちんとしておきましょう

よく、解き直しをとか言うのですが、この点で僕は模試とは違うので、あまり熱心にさせません。

解くことよりも、間違いを調査します。させます。どこで間違ってしまったかです。

① 間違い探し。

おそらく今回やらかした間違いはクセになっている可能性があります。これを見つけましょう。次のテストでも同じ系統のミスをする可能性があります。

次のテストで同じ問題は出ません。そして、この点が模試・入試などと違うところです。定期テストには定期テストのみで通用し、それきり、使われないという問題、

限定的な問題も多いので、それに時間を割くよりも次に向けて進めたほうが、効率的だと思います。しかし、同じ系統のミス。例えば、掛け算のミス(九九)や+、-のミス

あるいは、漢字の覚え違い。元素記号のミスなどは繰り返します。そのファンダメンタルにあたる部分のミスは、早いうちに芽を摘み取る必要があるのです。

② 問題調べ。

どこに書かれていることから問題が出されているかを調べましょう。例えば、数学の学校から渡されるワークから出ていたとか。あるいは定期テストの過去問の使いまわしなどはよくあります。

私が知っているだけで、数ケースありました。特に、英語と国語が多いかな。ある特定の塾だけ成績優秀者が多い場合は結構使いまわしが行われてて、そこから発覚というケースもありますね。

その問題のルーツを探るということが必要かなと思います。

 

いつも一つの投稿が長いというお叱りを受けるので、続きに書きます。