札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか①の続きです。
Bパターンの特徴は何かというと、一つには学校で行われる講習が貧弱もしくは、行われないというパターンです。
公立高校の場合、講習を行う義務は基本的になくて、保護者など(PTAなど)が主催し、それにボランティアとして
教員が協力するというパターンとなります。つまり、誰かが言い出さなければ、行われません。この時の教員の時給は
正直、北海道のアルバイトの最低基準を下回っていたりします。
つまり、公立における講習会は教員の情熱に支えられている部分が多いわけです。
ですから、開講がないということは、決して先生方を責められる性質のものではないわけです。
2つ目には開講されたとしても、まったく入試に役に立たないものであることもあります。これは、伝統校の
ベテラン教師にも多いパターンで、札幌南の講習会はほんとに先生たちが入試など考慮せずに、自由に自分の好きなことを
しているということもありました。だから、見切った生徒からどんどん出席しなくなるという、最終日にはクラスに数人しか
残っていなかったということも。もう大学生になった教え子から聞いたことがあります。
このような講習会ははっきり言うと時間の無駄遣いでしかありません。こんな場合には、以下の内容がおすすめでしょう。
その場合のおすすめ
予備校夏期講習・映像授業
当塾の場合はブロードバンド予備校を勧めています。
実力の養成が求められます。センターなどに向けては高3は夏前に一度過去問を解いてみることを勧めていまして、
その結果を受けて、夏の講習会などを設定していく流れとなります。高2でも数Ⅰ・Aまでは解けるはずです。
ただこの場合に注意しないといけないのは、予備校の授業についていけるレベルに到達しているかどうかです。
僕は大手予備校をよく進めるほうではあるのですが、予備校の授業を消化できるまでにレベルアップしている前提条件があります。
と同時に、積極性。勉強に対して受け身の姿勢では予備校ではあまり多くを身につけることはできません。
それと、時間割についても合うかどうか。。。この点をしっかり考えての選択になる可能性があります。
その点、映像型はどんな時間からでも始められるので、うちの塾であれば21:00スタートということも可能です。
朝は9:00からスタートが可能ですので、時間の都合はつけやすいと思います。
追記、
Bパターンの変形でCパターンというのもありそうです。
これは難関私立・国立。当然道外の対応です。公立にしろ私立にしろ北海道の高校は道内の北大を頂点とする国立大学向けに
授業も講習もシフトしています。道外の難関私立の英語と難関国公立の数学には十分対応しきれていないように思います。
それらを目指す方には、やはりブロードバンド予備校の授業をおすすめしています。
続いては、内部進学向けのお話になるかと思います。
ページを改めます。