PAT共育ゼミナールの夏期講習の考え方。新聞折り込み広告は入れない。

当塾は夏期講習時、新聞折り込み広告を入れません。
いくつか理由があるのですが、

・塾生に向けてのイベントであるから

① 広告費を現在いる生徒に転嫁しない
いうまでもなく、外に向けてのいわば、お客さんを集めるための企画ではありません。新聞の折り込み広告は4回で約30万から40万かかります。1教室当たりです。それで、有料の講習生が20人集まれば、十分広告代は回収できるのですが、その後定着する生徒も含めて。しかし、秀英さんのように無料ということになれば、その費用はどこから捻出されるのでしょう。いうまでもなく、塾生の受講料の何パーセントからということになります。逆に、塾側が思い切って、それをしないと決めてしまったら。その何パーセントかは生徒さんに還元できることになります。もっと、値段を下げるか、授業の回数を増やすか、設備・サービスを充実させるか。当塾が選択したのは後者です。全く広告を打たないということもできませんので、広告は印刷しましたが、部数は極力少なく、地域に私なり、スタッフ成りが配れるる範囲でしかありません。

② あまり人数を増やせない
当塾は大量に広告を投下し、大量に生徒を増やすことができません。スタッフは、塾長の自分と指導経験のある家族(嫁と娘)だけなので、多くの生徒さんをかき集めることは質の低下につながってしまいます。自分で何でもしなければ気が済まない職人気質が災いして、栄光ゼミナールを退職し開いた塾なので、たくさんの生徒さんと出会いたいという欲求をはあるものの、あまり出会いすぎてしまうと身の丈を超えてしまう。自分の目の届く範囲で授業を行い、ひとまかせにしないのが、当塾の塾是です。非常勤講師や経験の浅い教員では、質の低下がまま発生します。少数の生徒さんにじっくり向き合いたいと思っているし、現在の塾生さんはその点を気に入ってもらっていると思うのです。今回も夏期講習は大変魅力的です。24日間毎日通っても無料だし。ほかの塾とは比較にならないくらい安くて、高品質で、なおかつ、時間数も多いですから。 だからこそ、身の丈を超えないセーブが必要です。とはいえまだ席に余裕はあります。

塾の夏期講習の目的と通わせる保護者の目的がずれている講習会は不幸です。学校も何もない時期、時間をたっぷり使える講習会であるから、じっくり時間をかけて生徒と向き合っていく必要があります。そこには合宿とか必要ありません。弁当を二つ持って塾に来ればよい。それだけでトコトン鍛えられる、勉強ができる。それが夏期講習会の在り方であると当塾は考えています。

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