先日の続きです。
では具体的に何をするべきかと言えば、、、
因数分解と平方根。これの優先順位があがります。
脱ゆとり以降、高校1年の数学は少し優しくなったとは思うのですが、
それでも一番最初の単元から躓く生徒は多く、次に2次関数で本格的に絶望の淵に立たされます。
それから、期待値や二項定理などはなくなったとはいえ、順列組み合わせ、確率は
確実に絶望の淵に立た生徒の背中を押してきます。その圧に耐えきったとして、
最後にやってくる三角比によって、諦観へと導かれる。
この構造はあまり変化していません。
図形が苦手なのなら、図形分野で”つうこんのいちげき”を食らうのは、札幌で冬に雪が積もるくらい
当たり前のことなのです。
解決できるものから解決していくことが全体最適化の近道と考えれば、
まずは因数分解をかなり難しいものまで処理しておくのが、いいと思います。
将来の展望は消して暗くはないのですから、意識を高くこの2か月を過ごす必要があると思います。