ワールドカップが連日放送されています。日本は敗退、その直後、西野監督はいわれてました。
「何が足りないんでしょうね」
これが、今のところ、一番僕の胸に響いた言葉ですかね。
人生において負けていい戦いなど一つもない。しかし、全てを勝ち切ることなど誰にもできはしません。人は神ではないのですから、気象までコントロールはできないでしょう。
つまり、必ず敗北や挫折は存在するのです。そこから立ち直る力をつけることこそが、生きる力を育てるということだと僕は考えています。
敗者は、その敗戦の中から何を学ぶかによって明日の勝者になれる。学びの重要性といいますか。ありきたりなのですが。。。
その敗北を味わったときに重要な問いかけが上記の言葉ではないでしょうか。
今回、一学期末のテストが帰ってきました。塾生のすべてが、大変、頑張りました。塾で缶詰め状態で、ハードにやり抜きましたが、すべてが、これまでにないほど良い成績を収めたとは言えません。
こちらが考えてたほど、成績を取れていない生徒もままいます。よかった生徒の多くが、僕の発言をトレースして学習していました。問題・答案を見るとそれは明らかです。
点数を取れていない生徒は「何が足りなんでしょうね」を自分の中で3回も4回も繰り返してみるべきだし。
自分で答えを出せないときに備えて我々がいるわけだし。その多くはこの夏の講習会で解決できるだろうと思います。
そして、これも何度も繰り返しになりますが、敗戦は恥ではない。
むしろ、挑戦を後悔することの方が恥であると考えます。あるいは、準備不足を後悔することが恥であると考えます。
その戦いに、全力を尽くしたならば結果がどうあれ、勝とうが負けようが、戦い抜いたものは胸を張るべきだし、私は指導者として生徒が出してきた結果について怒ったり、責めたりするのは卑怯であると考えています。
それこそが指導者としての恥であると考えているのです。
だいたい、しょうがないじゃん。おまえなんでこんな点数なんだよって言ったところで、そのテストの点数上がるわけじゃないじゃん。次に点数取れるようにしてやることが指導者の務めじゃん。と思うのですわ。
今回初めて数学で90点を突破したMさんはよく頑張った。どんだけ頑張っても84が最高だったもんね。