今年は札幌北高合格1名をはじめとして様々な学校に合格者が出ています。この学年の成績は次のような平均推移を残していました。
中1 ⒋月 51.1
中2 4月 53.3
中3 1月 56.2
すべて道コンの5教科偏差値の学年平均です。徐々にですが順調に伸びています。
伸びない学年はPAT共育ゼミナールには存在しないのですが、個人の伸びではばらつきはあるし、正直なところ中1→中2で下降した生徒もいましたが、最終的には何とかという感じです。
PAT共育ゼミナールの進路指導の基本スタンスは夢の追求です。
受講料が安いからという理由で、ワンランク下げて公立高校という選択を取っていただいていません。むろん、おすすめするケースもありますよ。ただ現状、公立高校の状況を見ると何が何でも公立という選択がベストであるとは考えられないのです。
例えば、東西南北のグループと旭丘、札幌第一の文理選抜を考えてみると、トップ高グループである東西南北の合格者平均偏差値はは南の69~東の64。旭丘は62。に対して、文理選抜は64、文理北進で60。私立なので、入学者平均で書いていますが、合格者の成績と入学者の成績に差があるのは当たり前なので。これはすべて道コンの偏差値です。あえて、旭丘に変える意味はあるのかという疑問があります。将来の大学進学を考えて見れば、必ずしも公立のみで考える必要はないのではないかと思うのです。
これは、どんな成績層でも発生していることで、中堅の成績でも私立か公立かを迷う場合はあります。
塾としては、下げて公立受かってもらった方が見栄えはいいわけです。でも、塾の見栄えのために、わざわざ生徒の可能性を狭めることを当塾は是とはしません。その子の未来にもっとも役に立つ選択を追求したいし、もし万が一ダメだったときの代案を常に用意しておくのが受験のプロたる学習塾なのですから。
聞く話によると、この学校は絶対受からない。だから下げろ。とか面と向かって生徒にいう塾や、この公立校を受けないでくれと懇願する塾があるそうです。
一つの考え方ではあるけれど、いったい誰のために受験サポートをしているのかと考えざるを得ないのです。そんな塾でも人気あったりするのだけれど。
当塾も不幸にして、不合格は出ています。これは、隠したりしない。冒険というかチャレンジするのだから、しくじる可能性はあります。でも、受験に対する満足度でいえば、昨年の中3のほとんどが高1としてまだ当塾にて指導を受けているというところにその答えはあると思っているのです。個別も集団もあって、在籍校は北、南、旭丘、光星、第一、とわの森三愛(獣医・理数)、札幌日大、月寒、静修等々。バラエティに富んでいます。
まだまだ、夏期講習受付中です。