平成最後の夏期講習会を終えて、少し落ち着きを取り戻してきています。
久しぶりの更新です。
いわば日本における世紀末ともいえる元号の終焉で、いろいろ感慨深いものはあるわけですが、
この平成を振り返ってみたいなことは、まず僕の中にはありません。
しかし、僕ら40代後半から50代初めの人たちにとって、平成=社会人として、大人として生きてきた年月といえるのではないかと思います。
僕の場合に置き換えれば、塾の講師として生徒を指導してきた年月にそのまま相当する。
それは、同じ世代の人にすべていえることで、僕らが平成を作ってきたということだろうと。ほんのちょっとであっても。そう思います。
就職から結婚、出産、子育てとほぼほぼこの期間に集中するもんね。
つらいことなんかひとつもない。なんて、強がりを吐くほどうそつきではないので、まあまあ、いろいろありましたよ。
湾岸戦争、ベルリンの壁の崩壊。東西冷戦の終結は、パラダイムシフトを生き方働き方にももたらしたような気がします。
少なくとも大学の先輩でソ連の解体で共産主義の夢に破れ、アル中寸前になった人は知っています。
おっちゃんの思い出話は置いといて。。。
平成の新しい世を担うべき、子供たちの教育に若干なりと関われたのは胸を張れることであると思っています。
教え子は医者になっているものもあれば、立派に会社勤めしているものあり、プロのミュージシャンを目指しているもの、
教員や保育士の卵もいる。それぞれに社会で果たすべき役割を持ち、一人一人が自分の生きたい、生きるべき人生を生きているようです。
いきてるだけでまる儲けなのに、さらに頑張っている姿を示せることはとんでもないことです。
まあ、ここで僕がするべきは、僕が職人として一人前になるよう育ててくれた人たちへの感謝とそれなりに生きていくべき場所を提供してくれている
社会への感謝であるべきだと思っています。ありがとうみなさん。
でも、これで終わりではないのです。
平成最初の大人である僕らは同時に昭和最後の子供なのです。昭和最後の子供としてまだまだ、平成最後の中学生(受験生)や子供たちに
残してやるべきことはたんまりあるはず。
まずは身近な彼ら彼女らの夢を守ってやらなきゃ。夢の実現の手助けしなきゃ。僕でなくてもできるけれど、僕がしたいと思うのです。
そして、日本の世界の新時代を作り上げていく人財を。いろいろな困難は子供たちの前に山積みだけれど、子供の前に課題が山積みでなかった
時代も世界も存在しない。それを乗り越えていける体力知力精神力が必要。その育成の手助けをしていきたいと思っていますよ。
そして、僕ら世代もいよいよ新元号のもとでの中核となるべき時期が来ているのだろうと。
おもいます。とりあえず、新学期なのでぶち上げてみた。