中3の授業中、
「こんな結果で、志望校なんて通るわけないやん」
と鍜冶が説教をかましていました。
「いやあ。先生。ワンチャン行けるっしょ」
と大変能天気なリアクション。ポジティブな発想は良しとしつつも
「何回、やった上でのワンチャンよ。50回か?」
「50回やった上で1回なら、確率は50分の1。率にして、2%。
逆から言えば98%ダメってことじゃん。どうすんのよ」
「…。」
そもそも入試に50回もチャンスあんのかよという話でもありますし。
ワンチャンという言葉は、現実を曇らせます。確かに、道コンでも最低合格確率は2%
だし。。。
でも、その前に広がるのは、ほぼ不可能に近いという現実です。
きちんとした積み重ねをした上で、可能性を広げなければならないことを全く理解していない
言葉であると思います。
先生に思うままの疑問をぶつけられるのは、うちの良い点です。
集団塾ではなかなかない特性のうちの一つで、それ許してたら、新人の先生なら授業崩壊するし。
鍜冶だからできることのうちの一つだろうとは思っているのですが、
疑問でもなんでもなく、ワンチャンという言葉は妄言なので、
厳に慎んでいただきます。
しっかりしてくれ、中3生。