冬期講習広告を入れません。今年も

冬期講習に向けて折り込みが入っています。
PAT共育ゼミナールは今年も入れません。
万年貧乏塾ですし、
広告にかけるお金があるならば、生徒さんに還元するのが
当たり前だと思うので。その分、受講料を低く設定します。

それで見てみたのですが、
なんと、増進会さんは冬期講習無料らしいです。
久しぶりな気がします。これは行くしかないかもしれません。

と同時に、やはり、教材会社の人がおっしゃっていたように
大手は生徒募集が厳しいのかもしれません。
特に道内の上位といわれるところは、どこも軒並みこの春から
苦しんでいるそうです。

立派なビルを建てたり、校舎を新規移転したりしている塾で
中1、中2が2.3名で授業しているところもあるそうです。

「あー。○○さんですか」
「その通り。鋭いですね」
「いや、いや、生徒からも全然話題にのぼってなくて。新校舎近くにできたのに。。」
「まさに、それらしいですよ。内部情報によると。」
「いや、内部って。。」
「もう何人もおやめになってるんですよ」
「旧部門の方から?」
「はい。で、新規で塾を立ち上げるらしくて。。」

という大変生々しい会話を以前しておりました。

この春から夏にかけて、そして秋も新規で小規模な塾が立ち上がった一因と
考えられます。

立ち上げても半数以上が半年でつぶれてしまう。飲食業とそう大差ない業界なので。
より厳しいですね。

ではなぜ、大手の塾さんは厳しいかというと。基本イメージかな。と思います。
多くの人数を大教室に集めて予備校的に授業をしている。
規模のイメージに差はあれ、子供に本当に寄り添ってくれるかどうか。
授業だけを売り物にするなら、ユーチューブでみられる動画がたくさんあるし。
それらの多くは無料だし、通信教育でも同様の安価なものがある。
わざわざ高額でなおかつ出向かなければならない塾に保護者は価値を見出せないのでは
ないかと思うのです。
どこまでとことん見てくれるか。どれだけ子供のことをわかってくれるか。
人対人の商売だし、どんな人が見てくれるか。いわば顔が見えないから。
その点で、大手は信頼されていないのではないかと思います。
当然、その解決策はあるはずなのですが。。。
広告費に対する見返りは少ないのではないかと思います。

ともあれ、今週末を目標にうちも冬期講習の時間割を打ち出します。
あー。無料じゃありませんよ。