判断すること。誉めること。

先ほどの続きかな。
自分で判断できることとUSJの迷惑行為が
底流でつながっている気がする。ということに
ついてなのですが、
事件の詳細はテレビや新聞で書かれていることくらいしか
知らないのであくまで主観的な、分析でも評論でもない
感想でしかないのですが。
僕はその学生さんがあまり誉められて来なかった方なのかな
と思いました。
あるいは評価されてこなかったというべきか。
評価されることや、誉められることになれていないと、
本当の賞賛されているのか、フェイクなのかが
判断できないようになってしまうと思うのです。
ネット上で誉められることは匿名性の高い、責任をあまり伴わない
かなりフェイクの可能性も高い賞賛ではないかなと思います。
行動や発言の自由さも現実に比べると高いように思います。
責任を伴わないことも多いですし。
となると、その内容を自分で判断することが必要になるわけです。
今回のことはなにかのはずみで起こったことかもしれません。
しかし、その行いがエスカレートしていたのは、
行為の善悪を自分で判断せず、評価をネットという信憑性が
必ずしも高くない媒体に委ねてしまったせいがあるのかと思います。
当然その責任はそのことによって免れるわけではありません。
やはり、一番悪いのは当人なのです。
そのアトラクションが止まった時間帯の損失分を請求されても
仕方ないと思います。
とういうか、僕は逆に請求するべきだと思います。
それが、当人と企業両方のためになるのではないかと思いますが。
痛みを想像できないのであれば、体験させるしかありません。
(想像できるようにするのが教育の役割だと思っていますが。)
同じような環境で同じように成長してきた方が同じようなふるまいを
するわけでは当然ありませんから。
僕の限定された経験だけで感想を述べて、申し訳ないのですが、
プラスの評価を受けずに育ってきた方は、マイナスの状況でも
めげずに前を向くという良い面はあるものの
プラスの評価をどんな場合でもほしがり思わぬ行為に及んで
しまうことがあるような気がします。
また、不必要用下を向くことも多い気がします。
思わぬ行為の評価は状況によって違ってはきますが、
下を向くということについては、どんな場合であろうと
よいことはあまりないような気がします。
今回の件を教訓として自分の行動を振り返ってみたいと
なんとか仕事や子育てに生かしていきたいと思います。

嫁の憤り。。。

先日、
嫁が娘の入学式から帰ってくると
何か言いたそうです。LINEにもいくつか入っていたのですが、
どうも高校の方針と合わないものを感じているらしいのです。
担任の先生が「この1年かけて自分でものを考え、
判断できる生徒に育て上げます」
とおっしゃったことが、嫁にしてみれば噴飯もので、
「高校1年になって自分でもの考えて、判断してとか、
ありえへん。」
そんなことが出来るようになってから高校来いっちゅう
レベルと違うかというお話です。
本当にもっともな話なのですが、
先生がおっしゃっていることも若干次元が違うかもしれません。
しかし、先生なりに経験に基づいてお話はされているはずです。
つまり、娘の通う学校では多くの場合、自分で十分に判断が
出来ない生徒が来ているということが言えると思います。
私にも思い当たることがあって、札幌南高の生徒が、
「○○とか××(ともに塾名)出身の子は自分で勉強できない。
言われないとやらない。だから、うち来たら成績下がるよね」
(その当時の塾名がその中に含まれていないことに安心しつつ、)
「そう、なんでなん?」
「多分さー。奴ら自分でなんで勉強するかとか考えないでやってると思うんですよー」
という会話を交わしたことがありました。
確かにトップ校に合格することを最高の行動規範としてしまえば、
それは十分ありうる。受験用のマシーンと化してしまえば、
比較的札幌のトップ校は大阪や東京のトップ校より入りやすい。
そうなって、トップ校に入ったとき、
それがこうしてレールを引くぞ。これが国公立大学への近道だ。
いうとおりにしておけば大丈夫だ。という学校であれば問題ないけれど
自分で判断しなさい。というタイプの学校だと辛い思いをする
とおもう。
うちは嫁も私も勉強しなさいとあまり言いません。
どのくらいが必要か自分で判断する材料は与えるし、進捗の確認は
中学生に対してはするのですが。
だから、こうしておけばこの高校に入れるはそりゃあ
塾の先生ですから知ってますけど強制はしないのです。
この高校に行きたいんだけどどうしたらいい。という相談があれば
当然相談にも乗るし指示も出しますが。。。
塾から強制的に勉強を進められ、トップ校に入ることを至上の価値と
されている生徒さんは自己判断が出来ない子になってしまう可能性がある
その塾を選択し入れてしまっている場合はそれなりのリスクをご家庭としては
考えるべきなのかなと思います。
決して判断として間違っているわけではないので。
ただ確実に塾には責任があると私は思っています
うちが札幌の子を鍛えるとしているのは、その自分で判断できる
という点や勉強に価値を見いだせる子にしていきたいという点も
含めています。
この間USJで迷惑行為に及んだ学生さんたちがいましたが、
自分で判断する力を鍛えてこなかったことが
迷惑行為の底流にはあるように思えるのです。
飛躍のように思われるかもしれませんが。
この件は項を改めてと思います。

入学おめでとうございます。

昨日、今日と各所で入学式。
うちも門配に柏中へといっています。
各塾さんとも出張っているかと思ったら、
うちとこの独占。
ブランドが確立している塾は子供に配るだけでいいのだけれど
まだ知名度が低いところや
新しく何かを始めたところは、まず保護者の認知度を上げるための
ダイレクトアタックが必要なのだ。
僕の古巣も出てきていなく、ちょっとイラッとした。
もう関係ないのだけれど。。。
昨年度より中1は成績のギャプが広がりつつある。
ちなみに今回卒業式や入学式で配っているチラシの
文言は、、、以下の通りです。
★塾が必要か?
可能であれば塾に通わせたくないとお考えの方は多いと思います。また、その子が塾に向くかどうかも。塾が必要ではないタイプの子は確実にいらっしゃいますし、トップ校合格ができる子もあります。必要ではないタイプとしてまず挙げられるのは、①時間の管理をきちんとできる。②学校の授業をきちんと聞いてノートにまとめられる。③わからなくても投げ出さない。しつこく取り組むことが出来る。④わからないことを自分で聞いたり、調べたりして解決できる。⑤意志が強い。これらの条件が必要です。これら5つのうち3つまでができていれば、塾は必要ないと考えられます。残りの2個は成長とともに身につけられる可能性が高いからです。しかし、いくつもできないことがあるとすれば、お子さん任せにしたときスタートダッシュに失敗する可能性が出てきます。
★小学校との違い
 小学校の授業の進め方と先生が変わるというイメージしかないように思うのですが、実は内容に大きな違いが生まれます。小学校では基本さえ押さえておけばよいという最低ラインを授業で実践する側面が大きいのですが、中学ではいきなり小学校で応用内容まで押さえてきているという発想で授業が進むことがままあります。たとえば、割合などは濃度の考え方も身についているものとして扱われるのです。これが登場するのは5月か6月。文字式のところで登場しますので、早ければその段階でわからないまま定期テストに突入します。結果、1学期期末テストで点数が下がり学年末の成績に影響を与えます。文字式は中学の数学のすべての面に影響を及ぼす単元です。私の経験上数学を苦手な方の大部分の根本原因は①正負の数の符号。②文字式の処理に求めていくことが出来ます。中学3年間の数学の方向性は中1の1学期にキーがあるのです。
このほか札幌市中央区の現状についての考察とかもあるのですが
若干、生々しいところもあるので割愛しますね。
現在新中1生をお持ちの方のご参考になればと思います。
これには昨年中1生だった子をもつ親の視点も含まれています。

教室のご案内追加。札幌市中央区学習塾PAT

このたび
なび北海道様
全国学習塾検索ページ様
に掲載していただくことが出来ました。
お時間のある時にでもご覧になっていただければと存じます。
新鮮味ないけれど。。。
そういえば、エキテン!さんもYahoo!ロコさんも
アクセス数が上がっておりました。
私の写真を貼った効果でしょうか。
いわゆる恐いもの見たさですね。
みなさまありがとうございます。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

改めてPATとは。

うちの子(高1と中2)は体育会系のクラブに
入っていました。中2は今でも、高1はこれからどうなるかわかりません。
親は2人とも運動を得意とする方ではないので
わが子ながら意外な感じがしています。
でまた、何を教えられるわけでもないので、
上手ではない。
姉は大会にで出てもあまり勝てないし、
弟もレギュラーの見込みはあまりないのではないかと思います。
でも、やめません。
もしもやめたいといっても反対すると思います。
(それが体罰とか人間関係ならば別ですが、ちょっと考える)
たとえば、レギュラーになれないから。試合に勝てないから。
だとすればそれは本質を見失っていると思うのです。
その練習なり、つらいことを乗り越えるなりという過程にこそ
私は価値があると思っています。
レギュラーになれなくてもいい。全力を尽くして努力すること
乗り越えようという過程。そのために何度も挑戦すること。
それの方が今後の人生を考えたときに価値があると思うのです。
それはきっと時に進歩を生み出すし、成長を伴うものだと思います。
私がP=プロセス。T=トライを標榜するのも教育の価値を
その点においているからです。
その行程を経て、私がかかわるすべての子供たちにA=アチーブメント
折れない心。やる気に満ちてほしいと思っています。
以前も書いたように、勝敗が決まる以上、負けるのは普遍的な光景です。
ある意味当たり前のことを面白くないから、それだけの理由で投げ捨ててしまおう
とする。心が折れてしまう。そんな子供たちにはしていきたくないと
考えています。
たかが学習塾風情が生意気な理念を掲げています。
受験のテクニックのみを教えていればいいのかもしれない。
黙って合格実績のみを重ねればいいのかもしれない。
札幌でそんなことを求める人はいないかもしれないけれど。
そして、その背骨なくして、うちの塾は成り立ちません。
背骨が僕自身にないのであれば、独立なんて、自分の塾なんて
していないと思うのです。
テクニック云々とPATは二律背反するものではない。
札幌の子供たちをPATの考え方で鍛えたいと私は考えています。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

新学期スタート。

いよいよ4月も始まりまして、というか1週間前から
始まっているのですが、本日の速読のみ受講の生徒から
平常の中のイレギュラーも始まりました。
今学期に何をかけるかは人それぞれです。
まだ、何も始まっていない。
スタートラインに立っている。
うちの子供らも1名(幼稚園児)を除き
それぞれのスタート切ったはずです。
札幌市中央区の塾としPAT共育ゼミナールもこれから
いろいろしていくことになります。
その第1弾が中学生の3教科指導なわけです。
速読の問い合わせもちょろちょろ舞い込んできています。
いろいろなページの改訂とともに
明日からは地上戦。
授業だけ良くても塾は成り立たない。
より多くの方にうちを知ってもらい、
よりファンを拡大していきたいと思います。
新学期の抱負はこんもんでいいですか。。。
営業トークを書きたいわけではないので。

PAT共育ゼミナール ページ更新のお知らせ。

Yahoo!ロコさん(http://locoplace.jp/t000353981/)
エキテン!さん(http://www.ekiten.jp/shop_6045421/)
紹介ページを更新しました。
具体的には、写真のページ中心で僕の写真も
お恥ずかしながら、掲載させていただきました。
お時間のある時でもご覧になっていただければと思います。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

春期講習。状況終了。

今日で終了です。
朝の8:00からそれこそ夜の23:00まで。
自己満足かもしれないが、
会社員であったときには絶対できない
シフトでした。
個人事業主の良い点は何ぼ働いても、
上司から指導されるということがない点。
しんどいけれども、
もう少し働きたいのにというストレスが
全くないところはいいところではないか
と思うのです。
明後日からは新学期です。
また生徒集めに、
(早く経営は安定させたい。でもこの人数ならば上出来だよ
とは言われるけど)
生徒指導にまい進していこうと思う。
頑張ってついてきてくれた生徒諸君。
お疲れ様でした。&ありがとう。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

春期講習11日目。状況終了。。。

本日、小学生が道コン。
結果はあまりよろしくないのではないかと
考えています。
でも、これがみんなにとってのはじめの一歩。
まずは受けたこともない模試にチャレンジしたという
気持ちをほめてあげるところから始めたい。
小5も小6も初めての経験をしたときに、
結果で怒られるのはあり得ない。
反省はするべきかもしれないし、模試の結果とは
その指標なのだから。
親としては、結果にばかり目が行ってしまうもの
なのだけれど、
その結果が努力の成果か、たまたまなのかで
評価は変える必要がある。
以前、うちの娘が学年で20番以内に入ったらなんか
くれ。とうちの嫁と約束していたらしい。
結果15番だったから、図書カードを上げたいという。
それは夫婦げんかになった。
僕的には、その背景にある努力を評価したいのであって
結果としての15番を評価したいのではない。
それが30番だったとしても本人の出来うる限りの
努力をしたものであったならば、図書カードは構わない。
しかし、努力しているようには見られない。
だから、僕は反対だ。
利や報奨で動くことを覚えるのはもう少し先でもいいように
感じていたので。。。
でも、親が約束した以上はそれを守らなければならないのも
事実である。
子供とした約束なら破っても構わない。と思う親になって
ほしくはなかったので。
結果、彼女は図書カードを手に入れた。
だが、この夫婦の会話は子供にも伝わり、
その後、娘は努力をする。1日7時間勉強する状態なった。
親たちはちょっと恐ろしくなった。やりすぎだよおい。。。
最終的には努力で学年2番になった。
親から見てもあまり地あたまのいい子ではないから。
稀有な成功例かもしれないけれど、何を評価されるかで
人は動きが変わると思う。
この部分については、多かれ少なかれ変わらないと思う。
ただ、動き出す評価のポイントは人それぞれで違うのだから
その部分を見てあげたい。
今回の模試はそれを生徒も保護者も私自身も
探りながらのスタート地点になっているはずだ。
だからいいスタートが切れたと思うのだし、
今後を踏まえていいスタートにしなければならないのだ。
中3は自己採点の結果だけれど、9割を超える
可能性が高いとのこと。よい結果であれば
思い切りほめた上げよう。
その子の場合はどれほど苦しみつつ過去問などに
取り組んできたかを理解しているつもりだから。
みんなそれぞれにいいスタートが切れそうである。

高1はどうするべきか。。。

昨日、新高1の子が教室に来ていて、
「友達が東進とか、行くんんだけど。
駿台とか増進会とか」
「基本的には反対かなー」
という会話を行っていました。
別に東進が悪いとは全く思いません。
実績のねつ造とかネットで話題になっていましたが、
別に僕にしてみればたいした問題ではない。
東大に予備校から何人入ろうが、その生徒自身が
がんばってなければ大学に行けるわけがないのですから。
だとしたら大学の合格実績が無意味とは言いませんが
そこまで教えきる力はある程度に考えた方がよいからです。
また、当然うちに来いという話でもありません。
ただ、予備校にみんなが行くからという観点で
今決めてしまうのはまずいと思うのです。
高1段階で予備校に行って成果が出る子というのは
別にいかなくても成果が出る子がほとんどという気がします。
ちゃんとした予備校で授業を受けて成果を出せるだけの
学習習慣の基盤、時間の使い方。
そのようなものが準備できていなければ、
お客さんになるだけです。
行って帰ってくるだけでは成果は出ないと
思った方がよいでしょう。
そして、多くの予備校が年間契約だったり、
しますから、合わないなと思っても次の更新時まで
やめにくいのです。
東進であれば1教科73500円で20回(90分)~27回
20回というと、うちならば5か月分。
年間でなければちゃんとした力がつきませんというのは
わかるし理屈でもあるのですが、生徒の方の都合はどうなのかな。
やはり、企業の論理に思えてしまうのです。
衛星だと必ずしも授業時間を合わせる必要はないのだけれどね。
その点は良心的だけれど。
まだ方向性が十分定まっていない状況であれば、
月単位で変更できるところの方が機動力あると思います。
その学校内における順位もわかってないのだし、
学校の勉強についていけるかどうかもわからない。
東西南北をはじめとする高校は学校内の順位が、
そのまま大学合格の数字になるところも多いのだから、
何を主として、何を従とするか。
十分に判断してからでも遅くないと思うのです。
迷走している時間はあまりない。だから、すぐに何かに
委ねてしまうのではなくじっくりと方針を定めてほしいな
と思います。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール