最近、新卒の大学生の3年後の離職率が
出ていましたが、
教育支援産業=塾は半分がいなくなるそうです。
やはり、労働時間のわりに給与は高くない。
生活が不規則。
教育にかかわることの現実と理想のかい離。
かなりブラックな感じですね。並べてみただけで。
メーカーなんかに比べると。
上の数字が本物だとすると。
一つにはなぜ塾の先生は絶滅しないのだろうか
という疑問がわきます。
中途で入ってくる人が多いせいですね。
以前在籍した会社でも、パチンコ業界からの転身や
証券会社、銀行などの金融系。保険会社。商社。
教員。さまざまなところから移って来られる方が多かった。
私自身はこの業界しか知らないので、おもしろく
お話を聞いていたし、ひとつのコンプレックスでもあるかもしれません。
この道一筋というのは。
でも、3年で入れ替わるとすれば、それは大きな企業の
室長交代とほぼ同じ。もっと早く1年で3人室長とか先生が
変わるところもあったりします。
7年も同じ教室の室長やるなんてほぼ奇跡に近い感じがあります。
と同時に指導歴でいえば、社員より学生の非常勤講師の方が
長いなどというのはありうることです。
特に非常勤を長くしている学生さんは優秀なのであまり塾に残りません。
入ってくる新人の社員はまともに授業の経験を積んでいない
方も多いのですね。
非常勤で応募したけれど、大学のレベルを問題にされて不採用。
でも卒業時に社員として入るならばいいよみたいなことが
昔はありました。
長く見ていると、大学云々はあまり関係なく、中学生の指導ならば
どこの高校に入ったかの方が重要だったりするのですが。。。
それとともに思うのは、
3年で半分になるならば、6年では4分の1、27年やってきた
というならば、2の9乗分の1。512分の1。
つまり、同期の人の中で今続けているのは0.2%しかいないのかー。
実際にはある塾からほかの塾へ移っているだけの分も結構
あるとは思いますが。だからほんとはもっと高い数字だと思うけど。
レッドデータブックに載るレベルだな。。。
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札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール