生徒よりも大切なものがあるとすれば。。。

入試前なので今日も明日も明後日も教室は開いています。
3月に入り、問い合わせは急激に増えてきました。
お問い合わせいただいた方の不安を一つずつ聞いて
行きます。

3月に入塾特典としては、受講料無料と次の4月からの
継続割引があります。
また、私とお知り合いの方はご縁があるということで
割引をしようと思っています。

それと明日は日曜日ですが直前なので教室を開けます。
時間は
17:00~21:00
予定です。

お昼間は所用で教室が開けられません。
予約制なので、一度メールかお電話ください。
ただ、日曜日はトイレが使えないという状況なので。。。
その点だけはご留意ください。

さて、ここまでが宣伝ですね。

表題にもある通り、私にとって塾の生徒というのは
大切なものなのですが、
それより大切なものがあるとすれば、非常勤の講師
ということになります。
今は、非常勤を一人も雇っていないため、繰り上げで生徒さんと
なるのですが。。。

ひどいお話ですが、基本私が非常勤の講師を大切に扱ってあげないと
非常勤の方は生徒さんを大切に扱わないと考えています。
私が自分の都合を非常勤に押し付けるのならば、非常勤は
自分の都合を生徒さんに押し付け、
それはできないからスタートするようになります。
サービスに十分対応できない非常勤になると考えているのです。
だから、大切にしなくてはいけないのは非常勤。

ずっとしてきて、教え子の非常勤講師としてのリターン率は
結構高い方だと思っています。
自分が教えてもらった非常勤が大切に扱われている実感
があるからなのかなと思っています。

一方、先日、ハンバーガーショップに行ったとき、
うちの3人の娘はきちんと並んでいました。
20代とみられる店員は、娘たちが並んでいるにもかかわらず、
別なお客さん(後から来た人=大人)を娘たちの前にいれようと
しました。

「こっち先にならんどるやろ」

私はいいました。以前、大阪に暮らしているときからその日本でも最大手の
ハンバーガーショップの客あしらいとは折り合いが悪かったのです。
そのあとから来たお客さんも店員の誘導に従っただけだし、
気分を悪くします。

しかし、私は許せなかったのです。
順番のことなんかは気にしていません。
娘たちを客としてみなしていないことに対してです。

その店員はお金を払う大人しか相手にしていませんでした。
完全に「見えていない」のです。
多分店長かそのクラスだと思うのですが、お金を払う人のみ
大切にしなさいという教育を受けてきているのでしょうか?
そこにはスマイル¥0の精神など一つも感じることができませんでした。

カウンターの中ではさっきの店員が偉そうに指示をだし、声を荒げています。

もしも、私が生徒たちを大切にしてあげなければ、非常勤講師も生徒を
大切にすることはない。
塾長の器以上の非常勤講師を育てることはできないし、
非常勤講師は塾長の鏡だから。
そして、生徒を大切にしないところに、また保護者の方の満足もない。

取り扱ってる商品が違うので、ハンバーガーショップと同列に
語ることはできませんが、、、
でも、私は多分あの店には行きません。
子供好きだから行っていただけなのに、ぞんざいに
扱われるなら、事務的なドライブスルーがまだましですね。

ただ、近所の牛丼屋のマイクは何とかした方がいいと思う。
あれは店員さんがかわいそうすぎる。。。

話はそれましたが、
うちの優先順位は
非常勤>生徒>保護者 です。
むろんわがままし放題に育てるという意味ではありませんよ。

この間の一コマ②。

私  「正四面体の体積の公式覚えてる?」
生徒 「…。」
私  「え。じゃ、どやってだすの」
生徒 「高さの根元が底面の重心にあるから。。。」
私  「…。確かに正しい。仕組みとして間違っていないよ。」

でも、入試の時間のない場面では使えないのです。
計算力がないと。

私 「もう1週間前だし、12分のルート2×aの3乗。aは1辺の
   長さね」
確かに上記の内容は学校ではおそらくやらないし、
書いてある塾用テキストもあまり見かけたことがありません。
文英堂のにはたしか出ていました。

ごめん。みんな正攻法はもう少しおいておこう。
徹底して道具化をあと3日間は続けましょう。

今更記述問題(中3向け)

いまさらながら、
中3生に国語の記述問題を指導しています。
記述問題が苦手な生徒でも北海道の問題ならば、何とかなる可能性がある。

どちらかというと、私は国語や数学にあまりロマンとか
抱かない方で、高校の時の先生が「うん。このとき方は美しいね。」
とか言っていたことに対して、全く共感を覚えないたちなのでした。
ただ、パズル的な面白さのある問題は、この図形変だよね。みたいなことは
言ってみたりする。
なんとなくかっこいい気がして。。。嘘です。
基本的に将来の夢がその教科ではない限り、私は道具として
考えてしまう方なのです。
たとえば、英語にしてもそのものを研究するというよりも
この仕事をするために、道具として使いこなせないといけない。
という人が多いのではないかと考えていますので、
みんなにも「数学なんて道具なんだから、使い方覚えればいいんだよ。
だから、暗記科目なんだ。」みたいな暴言を吐いたりするわけです。

で、話はそれましたが、
記述問題が書けない場合。いくつかのパターンがあると思うのです。
まず、文章自体が読めていないこと。
続いて出題者の意図や出題の意味が汲み取れない。
そして、問題のとき方というか、答えの書き方のパターンがわかっていない。
他にも、長い文章(60字~80字=長くもないけど)が書けない。
などなど、要因は人それぞれだと思いますし、
どこが課題かによってトレーニング方法も違います。
時間があれば、出口汪さんなんかがいいのだろうけれど、
あと1週間では、少し時間が足りない気がする。

最近、見てて思うのは設問が何を問うているのか正確に
把握できないていないなという点です。
これならば、トレーニング次第で何とかなる。
この期に及んでなのだが、理由を聞かれているのか、説明するのか
把握できていないケースがあるので、書き始める前に
何を求められているか考えてみてください。
そのくらいの余裕はあるはず。
最初の科目ということもあるので、タイムコントロールは重要だけど、
多くの問題な場合、答えを探すのに時間がかかるように
出来ていない。むしろつなぎ合わせる作業に時間がかかっている子が
多い様子です。

立命館の問題なんかは傍線部から離れた場所に答えの糸口が
おかれているケースが多いけど、公立の場合は直近のケースが多いから
むろん例外はあるのだけれど。
それを解答に合わせて最適化していく作業は、練習さえすれば何とかなる。
書けないからであきらめない。
逆にかけるだけでは頼りないよ。

北海道は公立の高校入試(一般)に作文がないから、授業自体として
作文も少ない。書くということ自体を苦手にしている子は多いはずだから、
短期間でもどれほど練習積むかが重要だと思う。
苦手にしていてもスラスラ本番ではかけたという子も多いから、
とにかく練習を積むこと。
たとえ、1週間でも状況は変わるよ。
がんばれ。

この間の一コマ。

先日、授業を中3に向けてしているときですが、
私:「○○君。これ授業でいうたよな。」
生徒:「言ってない。言ってない。言ってない。」×3
私:「いや。ゆうた。ゆうた。ゆうた。」×3

というやり取りが、整数関係の問題で、解法について何回か
ありました。

私は良く「生徒に45億回くらい言ってるっすよ」
とまあオーバーな表現で言います。

一つにはそのくらい、重要で何度も言ってるところだから覚えてください。
というメッセージ。
それからともう一つは、NGワード。

「何べん言ったらわかるんだ」

これは自分の中ではNGワードなのです。

何もかも1回で覚えられる人というのはかなり人類の中でも
珍しい存在ではないかと思います。
基本的に何回も繰り返していかないと覚えられないとおもうのです。

そして、言葉というのは常に受け手側に主体があります。
言っただけでは、伝わったとは言えません。

だから、覚えさせられていない私が悪いのです。
覚えるまで何べんでもいうべきだし、
それを「覚えられないお前が悪いのだ」という言い方はあり得ない。
まあ、近いことはいう。覚えなければ、不合格という対価を支払うことになるよ。

また、わりと一般的に流通している言葉ですしね。
この間も息子は嫁に言われてました。
+お前アホか。+もうちょっと頭使えや。まで。
いや、ほんとにアホなので仕方ありません。
行動が軽率なのですね。
その点で父はフォローのしようがない。父のDNAを恨んでいいよ。

それはおいておいて、
A君は○○といいました。でも、B君は覚えてませんでした。
これは、ちゃんと伝えられないA君の責任だと私は考えます。
異論はあると思うのですが、塾の先生という立場で考えると
生徒に覚えさせられない。あるいは伝えられない講師の責任というのは
大きいと思います。

20人以上を相手にする予備校などの場合は別の考えがあるかもですよ。
前提として自分で考えて理解することがあるから。それを理解して入るわけですし、
だから、予備校でうまくいく生徒はそれがわかっているし、
また、生徒がこれでは理解できないと思えば、不人気な講座となるわけですね。

もし、私が生徒の立場で考えたら、覚えない自分にも責任はあるが、
ちゃんと覚えさせられない先生だって悪いじゃん。と思ってしまうのです。
で、覚えないことで自分は不合格という対価を払うけど、
先生は基本的に何も傷つかないじゃん。
ひねくれた中学生だったかもしれない。。。

覚えさせられないという部分を棚上げにして生徒のムナグラつかんで
俺の言うことを守れない奴は出ていけとオイコラな感じできると
きっと楽なんでしょうけど。。。
そんな昭和なにおいを感じさせる塾ももうないでしょう。

ただ、生徒に成果が出ればそれは塾の力。
生徒が成績不振なのは努力しないせい。
という考えはいまだにあるような気がする。
気がするだけかもしれないけど。

私はやはり逆だと思います。
成果が出ればそれは生徒ががんばったからで、
成績不振は努力させられない塾のせいだろうと思います。

合格と。。。

推薦で公立高校、合格していましたというお知らせが
中3から1件。
札幌市内でも上々の公立です。

嬉しそうにしている声を聞くとまあ良かった。と一安心です。

しかし、これはスタートラインに立っただけだから。
人生は年を追うごとにハードルが高くなり、選択も多彩になおかつ
難しくなっていく。

今の勝者が明日の勝者とは限らない。
土台、人生を勝ち負けで語るのは無理があるだろうと思います。
幸せの基準は人それぞれだから。。。

とにかくできることは、若いうちに自分なりの得意分野を
探しておくことです。

合格おめでとう。
だけど、残り2か月で高校生活の基本の立ち位置が決まっちゃうよ。
早く行き先が決まったならば、それに対する準備を2月、3月にしておくべきです。
この点においては間違いないと思います。

北海道の高校入試②(中3向け)

私立のB日程が始まろうとしているので。。。

ざっと思いつく注意事項をいくつか。。。

① たいていが下見に行くのですが、時間帯の違いに留意してください。
  たとえば、平日の昼間は道路がすいています。朝になると雪が降った日に
  ついては、バスも大きく遅れることがあるので注意です。
  公の交通機関を利用するというのは一種の保険で、マイカーでの遅れは
  単なる遅刻扱いですが、遅延の証明書を出してくれるバス、電車は遅れても
  遅刻とは違う扱いを受けられるケース(高校ごとに違いますが)が多いのです。
  そういう意味ではタクシーもギャンブル性が高い。
  使わなくてもいい時間という前提で逆算してください。

② 消しゴムは2個用意しましょう。できれば、大きめのものを。
  シャープペンシルは故障の危険性があるので使う人は2本以上。
  別に絶対ということではなく、これも気持ちの問題です。
  筆記用具について余裕があることでほんのちょっとだけプレッシャーを
  軽減させることが出来ます。

③ 答え合わせは絶対しない。親しい友達との間でも答え合わせはしない。
  なぜテスト後に答え合わせをしたがるかというと皆と同じであることで
  安心感を得たいのです。つまり自信がないから聞きたい。
  ところが、間違っていても答案を取り返して書き直すことなどできはしません。
  全く意味がないのです。
  だとすれば、自分の解答に絶対的な自信を持ってください。
  全世界の人の答えがアだとしても、自分の書いた答えがイならば、
  正解はイなんです。
  「自分の書く答えは一問たりとも間違ってはいない。」
  と思い込んでください。一問も間違ってないのだから、答え合わせの必要も
  ないのです。

④ すべてを忘れる。
  1教科ごとそれが終わったら、どんなテストかを含めてすべて忘れてください。
  失敗した、成功した含めててです。
  全く別な新しいテストが始まります。
  今日の晩御飯を食べているとき、「昨日の晩御飯残しちゃったなー」とか
  「うまかったなー」とかを思い浮かべる人は少ないと思います。
  今そこには今日の晩御飯があるだけだから。それを食べることに集中してください。
  後ろを振り返る時間はないので。。。
  合格発表まですべて忘れておいてください。

 不安はあるけれど、振り回されてはいけません。
 倍率はどこも高いですが、名目と実質の差があるので、気にする必要がありません。
 北海道の私立入試で怖いのはまわりの相手ではなく、
 自滅することです。
 マークミスであったり、ケアレスミスであったり、焦って、あと3分しかないないのに
 60字の記述問題の答えを消しても一度書き直すとか。。。
 自信を持って取り組んでください。
 受かるかな、落ちるかな的なことを考える時間は終了しています。
 絶対受かるんだ。と思い込んで取り組んでください。

北海道公立入試の数学。。。

お堅いタイトルでごめんなさい。

ここのところ毎日、中学生がきて勉強を指導している。
1日平均3~4名くらいかな。
以前在籍した塾からおいかけてきてくれた子もあるし、
さまざまな事情で。
引き抜きはかけていない。そのくらいの仁義は通しています。
この後、仁義なき戦い?それもあまりないかな。

とりあえず、5時から9時まで完全に個別指導。
入試まであとわずかなので、あるいは、終わってしまったので、
それぞれの課題に合わせて個別でみている。

その流れの中で、やっぱり絶対数は少なくても小・中学生の
個別指導は必要かなと考え始めています。
とりあえず、2月3月無料で面倒をみるという流れの中で
結論は出そうと思っている。
ただ、この後、手が上がったら断れないだろう(笑)
その場合は集団の絡みで私以外の教員に委ねることになる。
まあ、高校生は確実にスタートさせるので、中学生も受け入れられる
(条件付きながら)

ここにきて問い合わせに偏りが出てきていて、多分4月スタート段階で
即募集停止という学年が現れる可能性があります。
他の学年スカスカなのに。。。ということにならないようにしていきます。

以前から、今回の高校入試における問題点として指摘してきているように、
やはり、学習指導要領の改訂がらみのところは弱点になってしまっている。
特に数学と理科においては。
昨年度の標本調査の出題で明らかになっている通り、現状の中学生が
使っている教科書の内容はすべて出題されると考えておいた方がよいと思う。
一年目の単元だからと言って、手抜きはしていない。
ということは、数学においては
① 図形の移動(1年)と作図。
② 面積比と体積比
③ 円・球と三平方 などは、おそらく学習量の差によって大きく得点差のつく
単元になる可能性が高い。
むろん、集中的に対策は来てくれている生徒に対しては実施中。
しかし、円についての得点力は2年前に比べると確実に低下している。
円の3年生単元への移行に伴い、厚みが少し減ってしまっている。

つまり、2年前であれば中3の夏休みで結構復習できたのに、
今は冬休みでぎりぎり復習。なおかつ、入試の勘所をわきまえた講師が
指導していないと得点力は上がらない。
そばで聞いていて残念な授業だと、あきらめてほかの単元に時間をかけた
方がいいくらい。目の付け所が重要な単元だから。比と円は。
それに、一部の中学校は2年で円を前倒し実施しているので、
中学校ごとの得点差も深刻になるかもしれない。

今年の中3に限って言えば、中3の教科書を丁寧に進めるだけでは
明らかに入試段階で問題が発生するはずなのだ。
だから、2学期で成績の上下動が大きかったのではないかと考えている。
平均では現れない個人的な上下動が。
それを残り20日余りでどう埋めてあげるかが、今の私に課せられたミッションの
一つであると考えている。だから、来れる限り毎日。

ここまで来たら銭金の問題とちゃうで、お母さん。
金なんか要らんで、僕に何とかさせてほしいんや。

今も昔もよく言っている気がする。だから、会社ではきっと出世できないのだ。
なんとなく今気が付いた。
でも、ハートのない奴が塾やったって不満ばっかりでうまくいくはずない。
まあ、ハートだけのやつがやってもうまくいかないのがこの仕事の難しさでもある。。

どうでもいいことだ。

他にも数学は細かい部分はいろいろあるが、点数の差になりそうなのは、上記の点。
理科・社会は1年内容だな圧倒的に。

宅配ピザの原価率。

宅配ピザの原価率は約10%程度だそうです。
ということは200円~300円くらいですね。
パスタもペペロンチーノとかだと60円~70円くらいだそうで。
この間書いてあったことをへーと思って読んでいたのですが、

では、私たちの塾における原価率って、考えると0円なんですよね。
当たり前で、何かのものを売るわけではなく、サービスとして、純粋に
技術料として受講料を頂戴しているわけです。
その構造はヘアサロンなんかと同じかもしれませんが、こっちは
シャンプーさえ使わない。
はさみも剃刀もなく、ホワイトボードマーカー1本。
さらに使用する教材まで保護者の方に購入いただいているのですから。

考えればボロイ商売ともいえます。

では何故、受講料が高いのでしょう。
それは、販管部門とか授業をしない管理部門を持つからだと
私は思います。
授業もしてないのに社長や部長にも給料払わないといけないです。
(どこの会社も同じですけど)
また、先生にもそこそこの給料を支払わないといけません。
じゃないと夜の商売だけに人が集まりにくいし、給与水準が低いところは
やはり、教員の継続率が低く、1年の間に何人も室長が交代したりします。

この間から、私のところの小学生の受講料が安いことが話題に上ります。
2教科で6300円なので。確かに。●もんさんの半額だそうです。

これにはある前提があり、それはあまり人数を増やさない。ということなのです。

だれか、ほかの人に給料をお支払してお任せした段階で小学生は赤字が出ます。
私がしないと立ち行かない仕組みに自らを追い込んでいる(笑)

私一人が担当しているからできる受講料と考えています。
というのも小学生は特に札幌の場合、とても難しい部分があるのですが、
私の認識する範囲でものすごくばらついています。
それは学力もだし、意識も。高校入試という共通のハードルがある中学生に比較すると
小学生はご家庭や個人にそのハードルがゆだねられている部分があるように
思います。ということは、その目標設定なり生活習慣の確立なりの部分においても
私自身が寄り添う必要があると考えているのです。

そのために、あまり人数を増やせない。
殺到したらどうするのか(そうなればうれしいですが)。
純粋に早い者勝ちです。長いおつきあいをしていただいてる方を優先します。

カリキュラムが中学受験にも対応できるような比較的(札幌においては)
高度なことをしますので、一人一人に目が行き届かない・理解できないというのは
お客様に対する背信行為ですから。
でも、将来的に中学進学のことを考えれば、小学校の教科書内容で満足していると
絶対後悔するので、教える内容・レベルは下げません。
中学では中1の1学期期末テストあたりで中学受験じみた規則性の
問題出してくるので、それを中1の5月にやっても100%の生徒に100%理解してもらい
100%間違いなく解いてもらうのは、大変なので。
(まあ、私の力が不足しているだけの話と言われればそうなのですが。。。)

塾でお問い合わせの際など出た質問に対する答えを書いてしまっているので
宣伝チックになり、読み返すとちょっと自己嫌悪です。

春期講習②

本日までで、毎日1件以上の問い合わせを
いただいています。
そこそこ順調なのかとは思います。
札幌はそれほど動く時期ではないですからね。

まあ、元いた塾からチラシだのHPだの噂だのを聞きつけて
問い合わせしていただいている方もあるので。。。
必ずしも本意ではないのですが、ありがたいことです。

このあと地域の学校に門配、また、折込チラシの投下と
なります。

こんな宣伝を書くつもりはない。

カリキュラムを組んでいて思ったのは、以前、小6が危ないという
話を書きました。その小6が中1に今なっているのですが、
やはりかなり危ない。

一つには中学校ごとにあるいはクラスごと、地域ごとに数学の平均
がかなりばらついているというお話を聞きました。全体的に平均が落ちている
気がします。
私の狭いメガネでの話なので真実かどうかはわかりません。
しかし、感覚的に上下のギャップが広がっているような気がします。
小学校段階での練習量がやはり不足気味かなという実感が
こと息子を中心に感じます。

定着まで至らない中途半端な段階で次に進んでしまっている。
というかどうしたら定着に至るのかが十分に身についていない。
非常にその場しのぎの勉強になってしまっている。

これで、中1ラストの立体図形の体積と資料の整理に進むと
入試段階での致命傷になりかねません。
ということは、私として春期講習で何をするべきかはほぼ決まった
気がしているのです。

あとは1年を通じてどのように英単語を覚えるかが身についていない生徒が多い。
教科書改訂で単語量は増えたのにそれに合わせた学習法が定着していないことを
感じます。

高校入試の場面であまり文法的な間違いをしでかす子は多くない。
むしろ、単語の意味がわからず、立ち往生。
まさに立ち往生をする子が多いようです。

現在の中2は少し展開が違うけれど、現中1については、
強化の課題は見えてきている。

春期はとにかくその部分を強化することだと
私は考えます。

現小5もやばいのですがね。

季節講習会。

いま、各学年のカリキュラムを作っています。

他の塾のカリキュラムを真似してもいいのですが、
どうも合いません。
そりゃあそうじゃ、うちの塾は季節講習会の間も
通常授業を入れてしまうので、
年に11週分の定期テスト対策を入れて、年間48回
通常の授業があるので。。。

普通ならば、7月は3週で終了。4週目はなくて夏期講習
というのが一般的な形なのですが、うちは4週目も通常授業あります。
きっちりと。

学校が進まないので、先に進めてもさほど効果が見込めないから
1学期の復習するけどね。。。

二十数年間やってきて、夏期の時期に通常授業なくなるのが
不思議でした。
確かに時間割は特別なものでわかりにくくなるのだけれど。

たとえば、他の習い事では、5回目がなくなることも多い。
しかし、いつも4回なのが、3回になってしまうって塾は特別なのだろうか。。。

どうも違う気が私はします。

前も書いたけど、大切なのは子供たちに武器というかキラーコンテンツを
用意させることなのだから、

ピアノやサッカーと同じ価値がある。あるいは同じ価値しか塾にはない。
だとしたら、夏期講習があるから通常ないよ。だったら、夏期講習受けなきゃ
実力はつかないの?

以前、私のいた塾では15か月でワンセットの指導ですから。。。
って言ってたけど。

でも、それって、社会の常識なのかな?
この世界にしかいないから私にはわかりませんが、
親としては1年=12か月として子供の成長を考えているのでは、ないかな。
そのもやもや感がずっとあって、今回受けなくても指導が
ずっと継続するように考えてみたのです。

ただ、何とかなるけど。受けてもらいます。
もっと伸ばしてあげたいので。

また、システムの変更はあると思うけど。

がっつり、とことん預かって伸ばしていくのが、
関西風こてこてのPAT流だから。