あまりいい加減なことを書くわけにもいかない。まあ、現役の中学校の先生からは違うよといわれる部分もあるとは思いますが。。。その中学校の先生の幾人かと札幌市中央区における経験上でお話を書きたいと思います。
内申点を決める重要な要素というか、それがほとんどなのですが、通知表があります。それがどのようについていくかなのですが、これは平常点と定期テストの点数とのバランスということになります。先生や中学校によってどちらのウエイトがどのくらいという配分は違うようですが、結構、日常の生活の中でつく平常点のウェイトは高いです。では、どの部分が評価されるかというと、
①単元末テスト:これは各単元の終わりにされるもので、中学校によっては定期テストと同じくらい重みをもちます。ところが、その意識を持っていない生徒も多かったりします。
②提出物:未提出は正直命とりですね。評価がなくなります。また、理科はその質が問われていて7段評価くらいにされる先生もいらっしゃいます。理科はこのレポートが非常に重要な学校があります。例えば近所では札幌柏中などは伝統的に重視されている気がします。
③授業中の発言:積極性や意欲・関心という点でポイント化されます。おとなしい生徒は圧倒的に不利です。また、先生との距離が縮められない子にも不利ですね。兄弟姉妹などがあり、その姉や兄のイメージでステロタイプを持たれてしまい、フラットなイメージで見てくれないというケースもあります。
④忘れもの:小学生ではないのですが意外にでかい。だらしないというイメージがついてしまうと払拭するのに3倍の時間が必要です。
⑤小テスト・実技テスト:実技教科ではこれが重要です。歌のうまい、下手も評価されます。
だいたいこんなところでしょうか。過去のケースでいうとテストは平均80点オーバーなのにオール3という生徒もいましたし、道コンでSS60以上あるのに、ランクはEしかないという生徒もいました。これはほぼ、平常点の効果によるものでしょう。高校行ってちゃんと大学生にしかも国立の大学生になっていますから、環境が変われば十分に力を発揮できるのですが、中学という環境では十分に評価はされていなかったと思います。多分に主観が入ってしまう評価項目もあるので、内気な子はテストで結果を出すしかないということになるのですが。結構酷な話ではありますね。そこで、PAT共育ゼミナールでは、授業の時間以外に先生へ質問に行くように勧めていますが、やり込められて逆に旬となる場合もあり、人は選べ。学校の先生に質問しにくい科目は僕に聞いてくれたらええんやから。とは言っています。上記の内容に関しても十分気を付けるように手を変え品を変えお伝えしています。
可能なのであれば質問した方が、いやらしい話ではありますが、内申に有利にはったらくことは否めません。お母さんや生徒たちが自分で感じているよりはずっとインパクトが薄いケースもありますので。悪い面でインパクトが薄いことは歓迎すべきなのですが。