塾の指導カラー=誠実でありたい。PAT共育ゼミナール

授業をすることと
理解させることは全く次元が違います。
同時にまた、
理解させることと点数を取らせることも
全く次元の違うものなのです。
映像授業に対して否定的なことを以前書いたのは、
点数を取るという部分を多くの場合生徒任せにして
しまうケースが多いからです。
だから、塾としての機能の半分しか満たせていない。
と考えています。その点は僕自身不満なのです。
点数を取らせること、合格する状態にできることが
塾の機能の多くの部分を担っていると考えるからです。
しかし、塾によってそのアプローチの方法はさまざま。
塾のカラーというものがあるので、以前から申し上げているように
向き不向きがあるのです。
会社から給料をもらっている以上、そのカラーに
合わせる必要があります。
合わないなら自分でやれ、ということですね。
そうなってしかるべき帰結だったのかもしれません。
独立というのは。
話はずれましたが、
フレンドリーに接するのが方針の塾があったとします。
生徒さんが親しく接してくれていることで、
勘違いをする先生はいくらでもいます。
俺は慕われている。でも、なめられているだけかも。
結果、成績はあがりません。
高校には合格しますが力は十分に引き出し切れていない可能性がある。
そのような先生は保護者は評価しませんが、
子供が行くといっているので、やめさせて塾を変えることで
軋轢を生んでしまうと、それもストレスです。
結果、ズルズルと続けていまう。
また厳しいことが方針の塾があって、
厳しいので先生のいうことを生徒はよく聞きます。
絶対服従です。しかし、
それによって先生病=自分はエライという誤解をする人も
多くあります。
成績は上がると思います。
目標校にも合格するから保護者の満足感は高い。
しかし、目標高に合格した後、
塾なしでは勉強できない状態になっていることに気づき、
愕然とする。
「だって、ここを勉強しろって誰も言ってくれなかった
のだもの。」
そのようなことをおっしゃるケースもあるのです。
すると、個別指導・家庭教師・少人数集団指導・予備校
と塾にすべてを頼り切る状態になるケースもあります。
果ては大学に入ったはいいがどうすればいいかがわからない。
一種のアノミー状態に陥る方だってあるのです。
全ての保護者・生徒の皆さんにうちの塾が合うわけではない。
ただ、うちにかかわるすべての皆さんに
僕は誠実でありたいと思っています。
だから、合いませんよとか。
価格面では教材費でもうけを出さないとかはできる。
でも、うち来たら成績上がりますよ。なんて、口が裂けても安易に言えない。
言えたら、楽かもしれないが。。。会ったばかりの人にあるいは性格も得点傾向
も分析していない人にそんなこと言えるわけがないのです。
難しいかもしれませんがやってみましょう。
うちに来るとこれはメリットですが、デメリットはこれです。
きちんと説明させていただきたい。
競争が激しいこの地域ではこんなことじゃだめかもしれないが、
これからお客様になろうとしている人に嘘はつけないです。
決して成績上げる自信がないわけじゃないですよ。
生徒さんに努力していただいて、結果、成績が上がるわけですから。
僕がスゴイせいじゃない。
絶対成績を上げますとか言えちゃう塾が本当に
羨ましいです。
ただ、理解させます。とか、だったら言えるかもしれない。
冗談ですよ。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

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