うけいれられるかなー。PAT共育ゼミナール

最近、車いすの乙武さんが、ある料理店への入店を
断られたことが話題となっているようです。
店長が謝罪したりとか、逆に反論があったりとかあるようですが、
僕的には、車いすの人がそうではない人と同じように
生活していけるようになるのがノーマライゼーションだと
思っているので、拒否されない社会が理想だと思うのです。
普通に誰でも入店して楽しめることが必要で
その設備があることが必要です。
しかし、今、車いすの方が入塾したいといわれると
僕も若干二の足を踏むというか時間をいただく思います。
正直なところ。
それは、エレベーターがなくて車いすを運ぶのが苦痛
とかそうではない。
どこかの高校や中学のように、うちはエレベーターないから
来ていただくのは無理です。というわけではない。
そんなんみんなで上にあげればいいだけの話。
背負ったっていいわけで、学生時代、体重100キロくらいの方の
介助もしたことある。しようと思えばできます。
問題は、その子の命を万が一の時に守れるかということなのです。
たとえば、火事があったとき、どのような対応を取れるか。
避難器具があるけれど使用可能か。避難経路は?
いろいろ検討しなくてはいけない。
それも「障碍」の程度に応じて。
だから、お時間をいただくのです。
塾であれ、料理店であれ、お客様として迎える以上、
それは命をお預かりするのと同意だと僕は考えています。
以前の塾でも車いすの方をお預かりしていましたが、
その時の上司から、万が一火事とかあったらどうするのかまで
考えろといわれました。
確かにそうです。そのときは「僕が背負って逃げます。」と
答えました。でも、時間教師を含めて火災の際のシミュレーション
などもして、いけそうだね。となったのです。
どのような経緯で料理店が断ったのかはわかりませんが、
僕だったら、生命を守れないと思ったら、お断りするかもしれません。
その1点です。自己責任でなんとかするわ。ではありません。
受け入れる側に必ずその責任があるのですから。
うちがなぜ、完全に教室を隔離していないか。
なぜ、総ガラス張りか。なぜ、誰が入ってきたかすぐわかる
ようにしてあるか。すべて、生徒さんの生命という観点で考えて
いただければとおもいます。ついでに集客に有利と思われる
1階にないのか。
全ては不審者対策と地震・火災対策のバランスをとって
物件を決めているのです。
でも、札幌は結構そこらへん無頓着ですね。
古巣の近くにある有名どころの塾さんでも、夕方以降、誰が入ってきたか
わかりません。教室の扉もガラスが入っていないので
中のようすも外のようすもわかりません。
脱出経路は1つしかないので、入口である事務機器がおかれているところに
誰かが入ってきて、灯油をまいて火をつけたら
多分、誰も脱出できないし、かなり火が広がるまで
気がつかないのではないかと思います。
そう考えると怖くて僕は子供を預けられないかな。
いくら実績がよくても。。。
そんなことは起こりえない。
多分、でも命という観点で万が一はない。
僕等の生きている時代に1000年に一度の地震があったのですから。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

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