よく友人から、なんで清田区=地元でやらなかったの?
と聞かれます。
まあ、確かに清田の方が人間関係あるし、
子供の友人たちを動員すれば、中央区ほど生徒さんを
集めるのにも苦労はなかったかと思います。
塾を立ち上げようと思った動機の一つには自分で自分の
子供を教えなきゃという部分があったので。
まあ、僕が親としてできるのはそのくらいのことだから。
まあ、一つには古巣がおかしくなった時に受け皿を作る
というのは以前も書いたようにあります。
(多分、7月か8月には一度教室の根幹にかかわる
重大局面を迎えるかもしれないと僕は予想しています。)
でも、教室を開くのならば、あまりかかわりはなかったのですが、
はじめはこの伏見中学校区でなくてはなりませんでした。
中央区で勝負をとか思っているわけじゃないです。
競争激しいし。確実にブルーオーシャンではない。
赤潮か血潮かはわからないけれど、札幌市内でも
有数のレッドオーシャンでしょう。
でも、ここでなければならなったのです。
6月に入ったので5か月目になります。
少し書いておくと。。。
僕は柏中学校区でずっとある大手の塾の教室の室長をしていました。
少し現在の場所から南ですね。
その当時は15教室くらい札幌市内に教室があり、
もう少し北西の啓明中学校区にも教室があったのです。
そこの室長とまあコンビ的に組んで動くことが多かったのですが、
それぞれが教室を大きくして2つの教室の中間点である
伏見中学校区に教室作ろうぜ。
みたいな話をしていました。
その後、啓明中学校の教室は閉鎖。
前書いた通りの展開で、12月の初めくらいにその話が
あったと思います。
で、その後、首都圏にその室長も転出。
なんや、かんやとあり、当然本人にも非があり、でも
まわりもどうなのと思うような出来事があり退職。
北海道に戻ってきましたが、
病気で亡くなりました。
原因はよくわかりません。
今でもこの話については実はあまり冷静では
居られなくなる自分があります。
一度はひっこめた独立の話でしたが、
死んだ人との約束はやぶれないのです。
相手が生きていれば、約束破っちまった、ごめーん。
で、そのあとサービスの復旧に努めます。
相手が生きていれば、失われた信頼も回復できるかもしれない。
でも、死んでしまった相手との約束はたとえ口約束だろうと
守るという選択肢しかなかったと僕は考えます。
僕が向うに行ったとき、「平気でそんな約束しましたっけ。」
というかもしれない。でも約束はあった。
「そんな無理しなくてよかったのに。」というかもしれない。
でも、むりじゃないしな。したくてすることだから。
僕は、今の古巣の教室を大きくはできなかった。
でも、今の伏見中学校区に塾を作るという約束だけは
果たしました。そして、守り抜こうと思うのです。
そんだけの重たいものをこの教室は持っています。
だから、前の会社で開業する場所が元の教室に近すぎると
問題になってるとか話を耳に挟みました。
誰が問題にしているのでしょうか。ぜひ、ゆっくりとお話を
聞かせていただきたいと思います。
約束の地である以上、僕はその点で折れるわけにはいかないのです。
湿っぽいし、浪花節な話ではあって、
今のお客様には全く関係ない。また、ビジネスの話になるような
部分ではない。
ですが、企業家失格かもしれないが、企業家である前に
僕は塾の先生だし。その前に人の親だし、そして人間なのです。
最後の方の優先順位が高いことはお分かりいただけるか
と思います。
だとしたら、人間として守るべき約束を守っていこうと思うだけなのです。
M君、約束は守ったかんね。
どっかで見てたら笑ってくれや。
つまらないことを長々と書いてしまいました。
ここまでお読みいただいて、ありがとうございます。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール