塾の閉鎖は相変わらず、僕のブログに辿り
つくらしく多いのですが。。
一般的な常識と違う教室の潰れ方
というのもあります。
たとえば、上場の塾で業績がいい塾だと
不必要な人材をカットすることが出来ません。
社員をリストラできない。
つまり、人の入れ替え、置き換えをしたいと
思っても、リストラのための要因がそろわないために
切ることが出来ない。
一番多いのは、リストラのためには最悪の
手段であるがゆえに、役員報酬のカットをはじめとする
経営努力が必要となる。
業績がいいのに役員報酬はカットできない。
すると、不必要な人材が採算が十分に取れない
教室の人件費として計上されるので、
教室の経営を圧迫するという。
人材配置の最適化の失敗による
不採算部門の創出という笑えない事態になります。
特にこれは、中規模な塾を買収した時に
起こりがちです。
人件費を教室に按分させる方式をとるのであれば、
普通にあるとおもっていい出来事です。
教室に対する人材を本部からのローテーションや
派遣でになっていたり、非常勤の時間教師という形であると
大きな負担にならないのです。
しかし、教員を教室に常駐させる形式であると
厳しい面が出てきます。
逆に、すこし厳しい塾では逆に撤退しないという
判断が出てきます。引き払うのにもお金が要りますし、
売り上げが減ることで、マイナス幅が大きくなる可能性が
あるからです。
むしろ、少し厳しい塾が教室を閉める場合というのは
人もカットしたある意味、塾自体が潰れる直前のような
状況にある可能性があります。
うちはシンプルですけどね。教室いいここしかないし。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール
ぽおっと発信 札幌市中央区 学習塾 PAT共育ゼミナール代表のブログ