昨日の続きです。
基本今年の大学入試合格者の内容を見るに際して、私が資料とするのは、
2012年入試合格者道コンSSランキングです。
ss(偏差値) | |||
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68 | 札幌南 | 光星・ステラ | |
67 | 札幌北 | ||
66 | 札幌西 | 立命館慶祥・SP | |
65 | 札幌東 | ||
64 | 開成コズモサイエンス | ||
63 | 旭丘 | 第一・文理 | |
62 | 開成 | 国際情報・普 | 立命館慶祥 |
60 | 月寒 | 北海・特進 | 光星・特進 |
59 | 北広島 | 国際情報・国際 | |
58 | 手稲 | 東海大四・特進 | 日大・特進 |
57 | 新川 | 藻岩 |
なぜ、2013年合格者ではないかというと受験生は2012年のものを見て、
自分の受験校を決めるからです。
あら上位校しかないじゃない。はい、その通りです。一定程度、わかりやすくするため
北大と上位校で比較します。しかし、この内容は中堅校以下でも十分当てはまるので。
うちの塾は上位校を受験するための塾でも、北大への進学を推奨している塾でもありません。
念のため、申し添えます。
この数字と本年度の北大合格者数は偶然にも一致しています。上位4校、
そして、開成と旭丘、第一までも。
合格者のランキング=入学者のランキングとは言えません。
私立は、公立に流れますから。
その状況を鑑みたとしても、第一は頑張っていますし、その前年と前後し、
西高は南高からの流入もあり、難易度が増していた年であったかと記憶しています。
一方、入試という入口から考えても、立命館慶祥と旭丘の実績という出口に不満が残ることになります。
以前はトップ15の常連であり、20名以上の合格者を輩出していた月寒は、転落。
逆に、そこよりも偏差値的には低い北広島が上位に食い込んでいます。
この表と昨日の実績から何を感じていただくかは、読まれる方の判断という
無責任な結論にはなるのですが。
大学進学をまじめに検討するのであれば、私には決しておすすめしない学校がいくつかある。
というか、中学受験自体を反対する学校がいくつかあるということです。
それと、札幌南182名・札幌西130名の国公立大学現役合格者となっています。
両校とも定員は320名ですから、南で6割弱が国公立に現役合格しているということ。
一方の立命館は昨年度で恐縮ですが現役で約80名。内部進学6割、高校から4割という状況です。
第一はこれまた昨年のデータですが、国公立177名。これは現役だけではないのですが。
現役での比率が高い高校ではあるので。。。
基本、数字ではなく、現役なりの合格者/卒業生=合格率で見るべきだろうと思うのです。
個人面談でおすすめする学校も基本のデータとして、
私はお話しています。
札幌はこのような情報が塾側からあまり提供されないというか保護者面談で話題に上らない
ことが多く、受かる受からないに終始することが多いようです。
保護者面談さえないというところもあると聞いています。
うちは各学期ごとに必ずしています。そういえば今日からですね。
その状況は、つまり情報収集が常に親サイド、生徒サイドで担当していることに
なります。中学・高校・大学を問わず、情報戦の敗北は、その後3年なり、6年なりの欝々とした
日々につながりかねません。
預かっている子供にそんな思いさせたくないじゃないですか。
と少なくとも私は思います。
誰しも、なりたい自分になるために進路は選ぶのですから。
ブログというよりも情報提供に近い内容になってしまいましたが。
①大学入試は4年前の道コンSSが反映する(公立高校)
②何を求めるかで私立は受験校が変わる
③合格数よりも合格率。偏差値が低くても面倒見がよくて伸びる学校はある。
このようなところでしょうか。