確かに、自分で問題をとけるようになることはとても重要です。けれど
テキストを渡して、さあ自分でやってみようは、違う気がするのです。
問題を解く力というのは
知識⇒理解という過程を踏む。この段階では、わかった。という状態です。
さらに、
情報取得⇒情報の照らし合わせ⇒情報の引き出し⇒実行(解く)
という過程を踏みます。
この時、生徒には様々なレベルで問題が発生して問題が解けないということに
なるわけです。
自立学習を謳う塾の多くが、知識理解という部分は生徒任せになります。
つまり、自ら能動的に動ける生徒しか、力を伸ばせない。
時間のみを浪費して帰ってきてしまうことになる。
うちに来る生徒の多くが、公文式を卒業していますし、
個別指導なのだが力が伸びなかったというケースが多い。
一体どれだけの生徒が意欲的に、能動的に情報をとれるかを考えれば、
そんな子は多くなく、一定程度、当たり前のことなのです。
また、自分で、情報取得ができない子も多くいます。問題の読み方が分からない。
ポイントがつかめない。だから、文章題が解けないし、基本問題も対応しきれない。
自分の持っている情報を探せない子もある。
「問題が解けない」はどの段階でつまずいているかによって、変わってくるものです。
自立的にしようとその生徒が思っていても、その段階にないのであれば、先生の助けが必要ですし、
教えてもらわなければ知識の定着が図れない場合もあります。
自立学習という美名のもとに、生徒の学力向上の機会が奪われているケースも多いのです。
当塾は、放置はしません。個別指導でありますが、ベテランの教員による指導が
必ずついています。自発的に自習しに来ている時間でさえ、先生がかまってくる。
ある意味ウザい塾なのです。
冬期講習の申し込みはまだまだ受け入れています。