当塾の6年生でも速さの苦手な子がいます。
その対応策は、別項目になるので。
今回は、中学に行ってからのお話です。
小学校のレベルで行う「速さ」は「速さ」の基本領域を扱います。
難しいことはあまりないですし、流れて行きますから、あまり問題を
親、生徒自身が感じないことが多いのですが、小学校でやっているレベルでは
中学の定期テストなどで点数は、取れません。
というのも、点数の取れない部分を勘違いしているからなのです。
多くの生徒は、「速さ」のどの部分で失点するかといえば、
ズバリ「単位の変換」なのです。
「速さ」自体の単位変換 つまり、秒速→分速→時速の変換ができません。
その逆も、できないというより忘れてしまっています。
もう一つは「時間」の単位変換。
分から時間が、あるいはその逆ができません。具体的に言えば、20分→1/3時間がすんなりと
出てこないのです。小数でやろうとして壁にぶち当たる子もいますし。。。
中学校の問題は意地悪で、
時速5キロで1時間20分歩きました。とか45分歩きましたとか、
異なる単位を併用してくるパターンが大変多いのです。
普通に5×1.2とかしますので。生徒たちは、なぜ間違いかも、わからず、そのまま流して
しまっているパターンもあります。
この点は、中学を見据えたうえで、今きっちりと定着させなければなりません。
ご家庭でも意識して見直しが必要です。
当塾では、時間の変換はすべて暗記項目です。
1分→1/60時間から、24分→2/5時間などなど、全てホワイトボードにまとめて
ノートに写していただいています。
「速さ」の単位変換も同様で、この2点に一番力を入れているかもしれない。
集団コースは、5年次と6年次両方とで「速さ」は学習するので、長く通っている子ほど
その定着率は高いかな。。。