折込広告は入れません。夏期講習ーPAT共育ゼミナール

ある調査によると
塾を知ったきっかけはチラシが一番多いという
ことです。
しかし、この夏期講習PAT共育ゼミナールは
折込広告を一切入れません。
一つは、お金がかかるので。。。
すべて、原資は保護者の方から頂いた受講料で賄う
ことになります。そのお金は新規の生徒さんを集めるのに
用いるのではなく、授業という形で今いる生徒さんに還元するのが
本筋であると思うからです。
1回広告を入れると十数万円~数十万円がかかります。
それを既存の生徒さんが負担するのはなんかなあ。
もういただいたお金なのだから、どう使おうとこちらの勝手ではありますが、
その金額がなければもう少し良心的な値段で授業できるところは
あるのではないかと考えてしまうのです。
50万円この夏にかかったとして、50人ならば一人1万円。
単純計算で安くできるから。
だから、ウェブの広告とか、手作りでプリンターで作って
校門の前で配布するとかの形しか行いません。
人口流動の激しい地域なので、春先はうちを知ってもらうために
すると思うのですが、局限したいと思います。
もう一つは、広告を作る時間がもったいない。
どうしても広告の原稿のチェックやら、
やり取りが発生し、時間を取られ、また、イメージ通りのもの
にならないなどもあります。
その点自分でパソコンに打ち込んだ方が速かったりするので
生徒さんにその時間を向けることが出来ると思うのです。
大きいところならば、広告専門の部門があるので
そんな手間ではないのですがね。
春と違い、生徒さんも増えてきつつある現状では
外向けよりもうち向けで既存の生徒さんに時間を
かけていきたいのです。
夏でお試しをしたい方には申し訳ありませんが、
ひたすら、今いる方の満足を優先させていただきます。
長くお付き合いできる方重視です。
ですので、ご紹介をお願いします。
塾生・保護者の皆さん。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

PATS’N郵送いたしました。PAT共育ゼミナール

卒業生のご家庭にも
PAT共育ゼミナールの月報(PATS’N)を
送らせていただきました。
基本的に卒業しても、
PAT共育ゼミナールのファミリーであることには
変わりがないと個人的には思い込んでいます。
それが人生の汚点であったとしても、
塾生として時間を共有させていただいたことは、
一生変わることがない事実なのです。
で、また、このまま忘れ去られたくはない。
終わりにしたくはない。
という非常にわがままな考えもありまして、
今後も出来うる限り郵送は続けていこうとは
思っています。
なんかあったときの相談の窓口は多いに越したことは
ありません。
戻ってこれるホームがあることは心の安定感のためには
結構重要なことかなとも思います。
いつでも、相談無料ですしね。
なんでも、いつでも
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナールということで。。。

今日は物理的に。。。

朝の10時から授業をしておりました。
この後も広報の準備があり、今日という今日は
物理的に更新の時間がない。。。
今週初めより
保護者懇談会ということで、
個人懇談をしております。
指導がどのようにご家庭に伝わっているかを
お聞きしたいと思っているのですが、
ついつい語りすぎかもしれません。
★ そのまとめもしていきたいと思っています。
★ 5月のPATS’NをOB・OG方向けに
  郵送準備していっています。来週初めには届きます。
  どんな感じか、感想を寄せていただけると嬉しいです。
★ 小5~中2のまとめを書かなくちゃ。
時間は有限です。だから、使い方できまる。
生徒にいつも教えていることですよね。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

落とし穴ばかりなのです。。中1数学。

このペースで行くと
4月の更新回数を上回ることはできないので、
やる。
今週のまとめのような形になるのですが、
中1の数学について。
現在、加減を終わり乗除に入っているのですが、
振り返ってみると、やはり中1が陥りやすい
落とし穴はこの時期多いですね。
しかも、ある意味、サイレントキラー。
できたつもりになってしまいミスをするという
ケースが目立ちます。
仕組みとしてはみんな理解はできるのです。
しかし、間違う。仕組みがわかっているから、
ケアレスミスだよで流す。次は気を付けようで。
ところが、ミスは収まらず、学期末テストを
迎える。
というパターンです。
中学校前半の数学のミスの多くは+・-に
かかわるものだと僕は思うのですが、
これが案外、尾を引きます。
気づかないうちにどんどん点数を侵食していくのです。
この予防策は、ある意味やるしかない。
わかっているとは思うけど、繰り返し繰り返し
漢字練習のようにしていくしかないのです。
わかっているからということで練習を忌避すると
本番で実力は出せません。
わかっているからこそ練習してくれ。
わからないのであれば説明するけれど、わかっているのならば
練習です。
よくケアレスミスがおおいのです。
というお話は聞きますが、ケアレスミスだと思って
練習量が足りないということもまた多いのです。
とにかく練習させていきますよ。
そして、累乗です。
累乗だけなら、あるいは
落ち着いたら、累乗のことはわかっているのですが、
計算の流れの中でミスをします。
これも簡単にできるミスの防止策は
あるので、今後、四則演算に入る流れの中で
説明していきます。
文字式と正負の数の計算。
今後の中学数学のカギを握ります。
徹底してやっていきます。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

見せる授業。。

授業の動画を見たりもします。
昔に比べてなんと科学技術が進歩したことでしょう
とか
思うのですが。
同時に私にはできない授業だなとも思います。
皆さん上手にされている。
前も一度書いたような気がするのですが、
僕はかなり細かく状況の設定をしないと模擬授業一つ
できない不器用なところがあります。
基本授業というのは生徒さんがあるから成立するものですが
それはいればいいというものではなくて、
たとえば、偏差値が70の生徒と50の生徒では
当然語るべき内容が変わってきます。
また、志望校や定期テスト向けでどの中学に在籍するかでも
話す内容は変わってくるはずなのです。
A中学とB中学で同じ問題が出るとは限らないから。
一人一人の性格や個性で当然リアクションは
変わってくるはず。そのリアクションを含めてシミュレート
しないと授業は成立しない。
確かに、ここまでのことが必要だからという基準はある。
でも、それがすべて含まれているからいいでしょ。
とは思わなくて、伝わり方も考えなければいけない。
たとえば、野球部の子であれば野球を例にひいた方が
わかりやすいのではないかと思うし、音楽をしている子であれば
それの方が、定着しやすいのではないかと思う。
だから、台帳には保護者から見た性格や趣味の欄まであるのです。
生徒の嗜好も一定程度押さえておきたい。授業で効果を上げるために。
つまり、クラスそれぞれで話す内容は違うし、例も違う。
同じで均質な授業ではない。2度と同じ授業はできない。
インタラクティブなものではあると思うのだが。
塾だから均質。どの教室でも同じ授業ですよ。
これは、企業では当たり前だけれど、生徒に状況に合わせるから
うちは個性的です。
だから、見せるための授業はうちは一切やりません。
年度やクラスで違うものを見てもらっても仕方ない。
上手だなと思ってもらってもあまり意味はないから。
そもそも上手な授業なんてできない。
対象がリアルでないと。
受けて伸びるための授業をやります。その子にとって、
一番わかりやすい形で。
ただ、話す内容のレベルは下げませんよ。
鍛えるは前提にありますからね。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

先週・今週のまとめ(中3)PAT共育ゼミナール

ブログの中でも、FBのいいねを押してくださる方が
増えててたいへんうれしく存じます。
さて、中3ですが、
今週に入り平方根に進んでいます。
5月からの予定だったのですが、一部の生徒は
修学旅行の絡みもあるため、少し早目の対応を
しています。
中3の数学の学習においてこの平方根というのは
一番のポイントであると僕は考えています。
現実的に、中3の数学というのは中2の延長というよりは
高1の前哨戦にあたる内容が多く、その中でも平方根は
重要度で僕的№1なのです。
ここがわからないと
2次方程式、2次関数、三平方。相似はそうでもないけれど
逆からいえば相似を除く全単元に影響を及ぼします。
中3で数学の成績が急落する多くの生徒は原因をここに
求めることが出来ると思うのです。
また、中学受験の経験者、あるいは中学受験の勉強を
してきた生徒が頭を打つのはここが多いですね。中学受験では
連立方程式を含めほぼ中学の数学の基礎そして一部は応用まで
こなしてしまいますが、唯一この部分は全く触れられることがない。
いわば、数学としてしてくる中でのパラダイムシフト
ともいえる内容なのです。
ですから、私立中学の生徒や教育大学附属中学の生徒といえども
気を許すことが出来にくい部分なのです。
いくつかのポイントはお伝えしてあります。
またコツやテクニックをお伝えはしてあります。
一つは平方根の発想と同じようなものは中1で勉強してきている
つまり絶対値です。中1の時、あまり力の入っていなかった
部分かもしれませんが、中3から高1にかけてその発想は重要になります。
もう一つは素因数分解のスピードです。
より多くの得点をとるためには素因数分解がキーになります。
整数問題でも素因数分解がキーになることは多いので、
その点、スピードや主要な数の素因数分解結果を覚えられていない場合は
結構時間がかかってしまいます。
全てを書き尽くすことが出来ないくらい、細かいテクニック
を含めて80分間に凝縮しておりますので、
多分基礎までは大丈夫かと思います。
英語は教科書に沿って、受動態の応用をしております。
正直、教科書のレベルでは少し難しめの入試には対応できない
可能性があるくらい入試の受動態はバリエーションがありますし、
おぼえるべき表現も多いので、ただ、英語演習の時間の名詞・代名詞の方が
細かい入試問題向けかもしれません。
それは、生徒さんにもお伝えしております。
国語は説明的文章。
要旨という単元ですが、的確な内容の絞り込みのために、
対立した意見の拾い上げであるとか、
文章同士の比較を具体的にすることで、書いていく内容を
まとめる。という練習をしています。
また、私国立に向けてはこのような問題と練習。
北海道の公立ならば、この内容に関しては選択式で
記述式としてはこのようなパターン展開という内容についても
触れていますので、すぐに成果が出なくても徐々に結果には
結びついていくであろうと考えます。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

先週・今週のまとめ(小5・小6)PAT共育ゼミナール

横着をして、先週と今週のまとめです。
小5は確認テストの結果がよくありません。
問題をよく理解していなかった部分があり、そこが全滅
というケースもあります。
あとは練習不足と時間の壁。通常10分でするところを
5分でさせていますので、かなり焦ったと思います。
しかしながら、5分で100点を取れることが目標なので、
GWの宿題は計算を中心としたプリントにしようかと思っています。
先週から今週にかけては小数倍をやりましたが、
強調した点は2つ。
① 何倍ですか=わり算 △倍は(△には数字が入ります)かけ算。
小4の文章題でもよくある問題なのですが、倍にあたる部分に数字が
入っているかどうかで式を見分ける。その部分に若干勘違いをしている子が
見受けられましたので、その部分は強調してあります。
皆さんノートはきちんと取られていますので、ご確認いただければ
思います。
この後、直接的になんとか倍ではなく、あたる数などど表現を変えてきますので
それはその都度対応していく予定です。
② 「は」と「の」の約束。別な方向からのアプローチになりますが、
文章題中における「は」は=(イコール)を意味する。「の」は×(かける)を
意味するという点は強調してあります。
例題でいうと、
東京から札幌までの距離函館から札幌までの距離何倍ですか。
と―さの距離=は―さの距離×何倍
という図式が成り立つということです。
生徒からは、たし算やひき算を表す助詞はないのかとかわり算場合は
という質問が出ております。
わり算はかけ算と共用できるし、たし算ひき算はいろいろなバリエーションが
あるから、その都度この表現ならばたし算ひき算を覚えてもらうよ
という形で答えております。
以上、小5の算数です。
小6は学校では引き続き円をしておりますが、塾では分数のかけ算・わり算を
指導しております。この部分についてはかなりスムーズに進行しております。
確認テストも5分以内でよい得点が取れています。
誰もがやりがちなことなのですが約分のミスがあります。
基本、約分されていないと正解にはならないので、
繰り返し申し上げております。
小5でたし算ひき算・小6でかけ算わり算ということで
どちらがやりやすいかというと
塾で習っている影響もあるのでしょうが
かけ算・わり算という答えが返ってきています。
一つには公倍数と公約数とどちらがとっつきやすいか
という点によるもののと、たし算ひき算においては
途中で簡単にならない(約分できない)という
頭があるので、余計かと思います。
最小公倍数を大きく見積もってミスをするというケースも
あります。
今週のポイントとしては逆数です。
あまりかけて1になる数どうしの関係という点を強調していませんので
ゴールデンウィーク以降にまた再度説明します。
中学校に上がって文字式のところでも重要になる単元ですので。
理科のものの燃え方を含めて順調に推移しています。
社会は当初より若干遅れ気味になっています。
どうしても伝えるべき内容が多いためどこかで取り返します。
皆さん。
ゴールデンウィーク宿題には早めに取り掛かってくださいね。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

北海道の子は文法が。

以前大阪で授業を持っていたとき、
その時の室長が
「大阪の子は標準語ベースの文法って不利やなあ」
「えっ。そうですか」(関西風)
「やって、ベースが『ら抜き言葉』やんかー」
たしかに。。。
「こんなん食べれん。」ふつうにいううわ。
「でも、いいわけですよね」
「まっそうやけどな」
でも、
北海道も「ら抜き言葉」がベースです。
そうすると大阪出身の嫁と生粋の道産子の母だと
微妙に話がかみ合う。
母「○○ちゃん(嫁の名)。これ食べれるかい」=お口に合いますか?
嫁「お義母さん。これはたべれますわー」
おいおいちゃんとした日本語使おうや。-私の心の声
となるわけです。
一方かみ合わない場面も多く。
嫁「お義母さん。これほっといてください。」
母「わかったよ」
20分後。
嫁「あれー。お義母さん。捨ててくれてへんわー
  聞こえんかったんかなー」
母は「ほっておく」=そのままの状態で放置しておく
嫁は「ほる」=捨てる
というすれ違いですね。
逆のパターンもあって、
母「○○ちゃん。これ投げといてくれるかい。」
嫁「お義母さん。どこに?」
母「やー。ごみ箱に決まってるべさ。」
母は投げる=捨てる
嫁は投げる=投じる
というすれ違い。
文化の違いというべきか、こちらに戻って早々は
文化的な摩擦がありました。
話がそれました。
でも札幌の子が文法的な知識が十分ではないのは、
正直、「ら抜き言葉」のせいではありません。
当たり前か。
高校入試にあまり扱われないという性質があるから
だと思うのです。
高校入学と同時に口語文法も忘れてしまい。
入学と同時に始まる古典文法で皆さん苦労します。
比べるべき口語文法をしっかり身につけていないので
0からというケースがあるのです。
中1はおいておいても中2以降の内容は進学後重要。
配点は低くても定期テストでもしっかり頑張るように
していく必要があります。

先週のまとめ中2・中3-数学の学習塾的ななんか。

投げやりなタイトルでごめんなさい。
中2・中3の数学の先週のまとめです。
数学の間違いには2通りあります。
全くわからないのか
わかっていて間違ってしまうのか。
今、中2・中3が差し掛かっているのはそのわかっていて
間違ってしまう単元です。
たとえば中2ならば、式の計算。
中1からずっとしてきたことの延長で、理解は確実に可能な部分
なのです。
しかし、間違ってしまう。
この原因は2点考えられて、
一つは中1段階での正負の数と文字式でのつまずきです。
もう一つは練習不足。
あちこちで中学校の数学のポイントは1年生の1学期といい続けているのは
上記の2点のつまずきが、3年間ずっと尾を引くケースが
あるせいなのです。
僕の乏しい経験からいうと、その後の比例や反比例。そして一次関数
などができない方は結構、文字式の理解に難がある方が多いように感じます。
当然、方程式(連立も)
わりと「1学期期末試験の後でいいや」=夏休みと通塾の時期を考えていると
手遅れになっているケースがあるので注意が必要です。
ただ、式の計算の単元においては一番目のケースは多くなく、
練習不足であることが多いのですね。
だから、練習をしっかり積めると得点は上がることは多いと
思います。しかし、もしも一番目の部分に問題があると
練習は積んでいるのに効果が今一つという場合が
あるので注意が必要だと思います。その部分の見極めをすることで
練習の効果が変わってくると思います。
今いる生徒さんにはとにかく練習を積んでもらう方向です。
中2の1学期は100点をとれるチャンスなので。
式の計算の利用についてはまだ別の機会で。
中3は展開と因数分解がメインとなっています。
まあ乗法公式の暗記から始まり、というのが定石となりますか。
中3段階での因数分解は基本公立まで、あるいは定期テストまで
考えると複雑なパターンが出てきませんから、必要最小限の
ものを覚えてひたすら練習です。
これが乗法公式の利用になるとまた展開が変わってきて
細かいテクニックを伝授していくことになるのですが、、、
ただ、首都圏や近畿圏の難関私立・国立を考えている場合は
もう少し複雑なことも覚えさせています。
たすき掛けも指導しています。
そこまでは必要ないのですが、どうせ高校に入ってやるし、
高校での因数分解はつまずきのポイントですから。
生徒さんの状況次第なのですが。。。
先週のテーマは
高い思考力でも理解力でもありません。
高い処理能力です。この部分が強化されれば、
定期テストで後半の応用問題にかける時間が増えることになります。
数学の定期テストで点数を取れないパターンというのは
不正確や理解していない場合ばかりではなく、
遅いということもかなりの場合あるので。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール

塾の先生として必要なもの。

10代の女の子受けるブログではないですね。確かに。
すみません。独り言です。
新学期がいよいよ始まり、教材の注文も追加でしなくては
いけない状況になっているのですが。。
うちの塾がというか、僕が塾の先生として必要なものとして
あげるものが3点あります。
観察力、表現力、教務力です。
教師5者たれ(早稲アカ)とかいろいろ塾によって言い方は
変わるし、重視するものも変わります。
たとえば予備校ならば教務力が先に立たないといけない。
観察力なんていらない。
うちが重視するのは、まさに
①観察力
②表現力
③教務力なのです。
これは、我慢できない順番と思ってもらって構いません。
たとえば、小学生を教えるとき教務力というのは
予習さえすれば何とかなるのですが、
それなりに経験積んでるし、でも、子供の状況が
全く理解できない。
あるいはその点でのコミュニケーション
能力が欠如しているのならば、
指導は効果を生み出しません。
センターで満点取れる秀才だろうが、相手の立場状況を
踏まえなければ、伝えることはできない。
それを読み取る力が観察力なのです。
次に伝え方の工夫となるわけです。
どうしても集団指導の歴史が長いと②、③にポイントを
おきがちですが、その点に懸絶した差など塾ごとにあるわけは
ないのです。どこも経験が浅い先生を使っているのだから。
学生・社会人問わず。
個別になるとまた観点が違います。①、③になるかな。
1:2の対面では表現力は拙くても、解消できる手法が
その子に応じて作ることが出来るから。
だから、塾には合う合わないがありますよ。というお話に
なってきます。システム云々というのは結構、塾の場合
人間関係で乗り越えられるケースが多いのです。
ただ、観察力は一番鍛えるのが難しい分野でもあります。
多くの場合、人間的な資質が(いい、悪いを抜きにして)
絡むからなのです。急場しのぎのものもありません。教務には
そんな手はいくらでもあります。
成長する方法はその子に対して興味を持つこと。
他者への興味です。これまで多く見てきた塾の先生の
中で自分にしか興味のない人はすべからく失敗しているように
思います。
また、自分の能力を証明したいとか、実力を見せたい。
そのような人は予備校向きかなと思います。
4月という時期は小学生・中学生・高校生にとってスタートであると同時に
大学生が塾の先生デビューを飾る時期でもあります。
我々の世界にようこそ。
そして、その生徒の人生にかかわる覚悟で臨んでください。
この仕事は、絶対に人間的に成長できる仕事です。
一生するかどうか?それはそれなりの原風景を持っていないと
厳しいと思いますが、
頑張ってください。くたびれた感じの先輩からのアドバイスです。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール