中1は相変わらずヤバいかもしれない。

このブログはあんまり外に広げようと
自分でもしていません。まあ、塾生と関係者の方だけ
読んでもらえればいいかな。
くらいの感じで素朴にやってるつもりです。

私自身が積極的に広げるつもりがないので、
誰かの読者になることもなく。あるいはペタさえつけない。
非常に閉ざされている気がします。
でも、毎日100件。多い時で200件くらいの
読んでいただいている方があり、
中には、ブックマークしていただいてる方もあり
こんな駄文を本当に申し訳ない(ウルウル)
と思いながら書いております。すみません。

最近、というかこの1年間やはりずっと気になるのは
現在の中1生なのです。
昨年、小6がヤバいと書いた状況がなんの変化もなく
延長しているように思います。

わが愚息は今中1で、ちらっと昨年勉強を見たときに
ヤバいなーと思っていました。
最近ようやく何とかなりつつあるのかなー?
と思いつつも、

状況的には全国的にやはり厳しいようです。
とある機関の調査によると(まあ、教材会社ですが)
首都圏においても中学校によっては
①平均点が20点台(1学期期末)とかの学校もあった。
②中学校ごとの平均点のばらつきが大きくなっている。
そうです。

やはり、全体的に点数が取れていないのです。
学習指導要領改定の矛盾(移行措置)を一身に小学4年から
担ってきた学年であるだけに、スピードも速く身についている
いないの差が非常に大きくなっているように感じます。

また、保護者の方の中には兄弟のうえ、特に中3や高1に比べると
点数が取れてないなー。という
感想を持たれる方も多いようです。
難しくなっているから、やっていることも多いから、ある意味
点数取れないのは普通なのです。
同時にやはり平均点も下がっていますし。

成績は確実に上下の差が大きくなっています。

考えれば、当たり前ですよね。
落ちこぼれが大きな問題となっていたから、ゆとり導入したのだし
それがなくなれば当然成績は上下で広がります。
なおかつ、土曜日は休みなのだし。

じゃあ、マイナスばかりかというとそうではなく、
うちの家庭においても中3の姉が知らないことを
中1の弟が知っていてへこませる。それでも受験生なの?
的に。場面が見られます。
必ずやり返されていますが。
時には腕力で、時には勉強で、時には口で。

つまり、大学受験まで考えると今の2年生までは浪人がきつい
可能性があります。その時に知識の差が大きくなっている可能性も
あるからです。

今大学2、3年くらいの連中が
「うちら、フルゆとりだから。浪人の人にはー。」と自虐的に
言っていたことを思い出します。

全く逆のことがないとは言えない。
今の中1生については学校の学習内容をどれだけ定着させるか。
それは、小学校の内容にさかのぼっても。
必要であれば対応する。ことが必要ではないかな
とも思います。

成果?成績が向上しましたー。

今度また高校受験の実績が出たら
ホームページを更新しようと思っています。

基本、塾の宣伝はそちらの方でしたいと思っているのですが、
私自身、ちょっとうれしかったので書いておこうと思います。

まあ、スタートしたばかりであまり生徒さんもいないのですが
その中で、定期テストの対策の体験がいましたが、
一人だけなのですが、

339点から424点まで成績を上げてもらえました。
特に教科によっては30点だの25点だの上がっています。

よく頑張ってもらえたな。という点でうれしかったので。
もう2週間も前に報告は受けていたのですが、
入試やらなんやらで。。。

生徒さん一人一人の向上のツボは違います。
その子はまず勉強の仕方がわからない。というか勉強するべきポイントが
わかってなかった。
①何をするか
②どのようにするか
③どこをするか
上記3点がわからないがゆえに勉強をしなければならないという気
だけが焦って、何から手を付けていいのかわからない状況に
なっていたのです。
それで、まずその分の整理をつけて、進め方を指示しました。
であとは出そうなところの絞り込み。

特に向上した理科と数学に関してはこの点が幸いにも
よく出てもらったので。(ちゃんと統計的には考えたのですが)
うまくいきました。

社会はもともと点数がそこそことれていたので、演習量を増やして
より確実に定着させる。
国語は知識事項で失点しないようにと、記述で書く場合の
ポイントを様々な定期テストの事例から指導しています。

うまくついてきてくれて、家でも頑張っていた様子です。

結局、まああんまり何かしたわけではなく、
そう取るべくして生徒さん自身が成績をあげたということだと思います。

こんなに成果がでましたー。的なのは塾の傲慢の
ような気がします。どのようにその子が成績を伸ばす条件をそろえてあげるかが
私らのやるべきことなのだと思う。

この体験でその子が自分なりの進め方を身につけられたら、
この指導は成功だと思います。