成績が上がっていくタイプとして、
2通りがあるのではないかと考えています。
一つは素直な子供。
もう一つは素直な大人。です。
素直な子供というのは先生のいうことを
完璧に聞きます。それは、上がって当然です。
記述したいのは、
この素直な大人という部分なのですが、
よく生徒さんとお話ししていると、自分が
十分できないことを外部要因に転化してしまう方が
います。
まえから何度も書いてますように、
自分が宿題できなかったのは、○○が××だったから、
友達と遊んでいて、部活をしていて時間がなかったから
とか、常に被害者ののような状況にあるようです。
自分に問題があると考えない。
やったけど忘れてきた。でも、それはいったい何度目でしょう?
その時に、親がちゃんとしていない。と
責任を転嫁する場合もあります。
じゃあ一生、お母さんに鞄の中身を整えてもらうのでしょうか?
一生、今日のプリントは?といわれなければならないのでしょうか?
この姿勢があるうちはなかなか成績は伸びません。
自分で自分の課されたミッションをやり遂げる
その責任があるという意識を勉強の面においても
持たせていくことが僕は大切なことだと思っています。
ですから、言い訳は許しますが、それが外部要因のせいに
してしまうものだったならば、許しません。
誰がどう見てもどうしようもない要因というのは
あります。たとえば、石狩湾にゴジラが新千歳空港にガメラが
来たとして、家で宿題してましたというのは
ありえないですよね、逆に。
この外部に責任を擦り付けない。という点はうちの
塾として大変重要な方針の一つであると考えています。
これは勉強の面だけではなくて、
周囲に責任を転嫁するというのは子供の特徴です。
大人の社会では許されない姿勢です。
大人になってそれを続ける人はそれに合った評価しか
得られませんし、やがては相手にされなくなります。
スポーツにしても相手が強いことを原因にしていては
自分の弱さが見えなくなります。
強ければ負けて当たり前ではないはずだし、
そのために工夫をするはずなのです。
そして、強くなる。
でも、埋められない。また研究する、強くなる。
この繰り返しが必要なのではないかと思います。
敗北というのは普遍的な光景だし、それですべての評価が
決まるわけではない。
だとしたら、自分を客観視して成長していくことが重要なのだろうと
考えています。
自由にできる塾であるからこそ、
特に小学生にはその点を刷り込んでいきたいと思っています。
だから、厳しいおこり方も小学生はされてしまいます。
まあ、体罰はしませんけど。
言葉の暴力も。自分がされて嫌なことは子供にも
しちゃだめですよね。
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール
ブログ
札幌市中央区 小中高学習塾 PAT共育ゼミナール