北嶺中学向け個別指導実施しています。

当塾は、小学生の集団授業を行っています。
そちらの方で一定程度、中学受験向けの指導を行っています。メイン教材が中学受験指導用の教材を使っているので。
というのも、札幌市中央区の多くの公立中学が一定程度中学受験向けの知識を入学当初から求められる傾向にあるからです。特に、赴任してこられて日の浅い中学の先生ほど中学受験の知識を求めてくる傾向にある。ですので、中学進学後も伸びる学力を作る下地作りを行っているのです。その甲斐あってか、小5から在籍している生徒には500点満点中480近くをとる生徒もいます。

ですので、小4から中学受験を志望する生徒には、集団指導をおすすめするのですが、北嶺中学や札幌日大、開成、附属などを受験する生徒さんには個別指導もおすすめしています。それぞれの中学の出題の特殊性や出題傾向をしっかりと把握したうえで、最短距離でなおかつ最も効率のいい受験勉強をしていただくためです。私自身、塾の先生を始めたのが灘のおひざ元で、それ以来20数年間中学受験に携わってきましたし、中学受験専門で教えてきた期間が約10年近くあります。その間、灘。東大寺の受験生も見てきましたし、中堅どころも数多く教えてきています。四谷大塚の教材で長いこと指導してきました。四谷大塚教材がどんなものであるかは理解しているつもりです。

基本個別指導も僕しかしません。1コマ50分。1:3まで、これ以上は個別でみっちり教えることができないので。現在は高校生中心ですが、中学受験指導の枠はまだあります。中学受験において、集団指導は競争という観点からすれば重要です。しかし、無駄の部分は免れないところではあります。その子にとってカリキュラム通り進むことがベストの選択であるとは言い切れない。夏期講習にしてももう十分点数取れるところを繰り返され、一方、弱点に関しては時間をかけてもらえないということがままあります。これは、僕の集団指導においても同様である意味宿命的な部分ではあるのですが。

家庭教師や個別指導も教員の力量で差がつくので、問題はないとは言い切れません。
当塾は正直、僕と妻と娘しか先生いなくて、妻は中学受験指導の国語担当をしていました。算数・理科・社会は僕がします。成績保障とかできませんが、今後中学受験をお考えの方にはおススメかなと思っています。

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開成中等教育学校の不安。

今年、
当塾から開成中等教育学校を受験して合格している生徒はそのまま、中1の集団コースに在籍しています。
実際に、指導に携わる中若干不安に思っていることもあり、ちょっとまとめてみたいと思う。

中3のお母さんからよく聞く話としては、現在の中学3年生はかなり苦労をしている
ということだった。詳しい内容は聴いていないけれど、中1の段階からいじめがあったり、先生の経験が乏しいということは聴いていいたのだが、まあ、そうなるわなという当然の帰結であり、驚きはなかった。

しかし、実際に指導をしてみると公立中学とのギャップに驚く。
例えば、数学では正負の数が終わった後は、平方根に進む。当然、中3配当である。
クラスの半数は理解できていないと生徒からは聴いている。

従来であれば、当然公立中学と同じ進度の集団授業には入れないはずだが、鍜冶マジックを発動させて対応してしまっている。栄光ゼミナールの北海道にいた方であれば、鍜冶マジックという言葉に一抹のなつかしさを感じるはずである。本筋ではない。

英語はスピーキングに力が入っている。国語もプレゼンテーションがやたらと多い。全国的にみるとプレゼンテーションについての国語の出題は増えているのだが、いまだメインストリームではない。社会も自分で選んだ歴史上の人物について、
研究と発表をさせる。坂本龍馬の次に、織田信長の発表が行われ、翌週にはクラーク博士が発表されるような塩梅だそうだ。

これでは、普通の塾では対応が不能である。と同時に定期テストなる概念も存在しない。
ある意味で大変先進的で「理想」の教育だし、これからの世界では必要な部分かもしれない。というか、必要とされるだろう。

しかし、基礎となる知識は大変弱い。教科書の単語を「書く」ことができない。漢字もおそらくは同様。地理、歴史も基礎の流れが落ちている可能性がある。

いわば、入試から徹頭徹尾、PISA型の学力観に基づいているのだ。
今後の入試制度改革を踏まえたものではあり、明らかにセンター型のものではない。
今後は外部の英検やGTECなどが入試代わりになるのだから、英語の4技能すべてが必要となるのは明らかである。しかし、それらを重視することと知識を軽視することは全く別物であるように思うのだ。
思考するベースは言語であり、その知識がないところでは、思考を組み立てることができない。日本には表意文字である漢字の文化があり、そのことが思考力を高めるのに役立つことは、多くの人が認めるところではないかと思う。

果たして、一定ラインの知識を持たない。つまり、思考するすべを持たない人材を大学があるいは大学の教員が受け入られるのだろうか。その知識の定着をはかるための練習が必要なのだということを知るのが中学時代であると思うのだけれど。当塾では、知識の定着をメインに置くということで伝えてある。PISA型の部分は学校でしてもらい、塾では対応しない。一方、公立中学と同様の知識はここで学び、定着させていく。分業のような形になるのだが、開成中等教育学校の教育を否定するつもりはないし、必要なものとして理解しているのだが、バランスのいい成長のためには、知識を導入をサポートしていく部分も必要なのだろうと考えている。

 

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定期テスト対策ー完走しました。

ようやく、ブログの更新が約1年ぶりにできるかな。

この1年余りは、自分のブログを更新する余裕がないくらい

他のところからの原稿依頼が多くて。。。

センター試験の解説を書く。某大手出版社から。
大手塾の直前指導向け、問題作成。数、英、理、社全部作りました。
某私立大学の入試問題の解答解説。
大手通信教育の高校生向け問題作成。
某とか大手とかとぼかしているのはごめんなさい。
一応、守秘義務的な倫理は持っているのです。
教材出版社からのワーク解説作成など、本業並みに忙しく徹夜も何日も
していて、
目標だった自分の本を出すということも
遅れまくっている状況です。

来るものを拒まないので。仕方ありません。
生徒さんもP@Tコースとブロヨビを中心に増えていて、
さらには中学受験の個別指導もせねばならず、
急きょ、嫁(中学受験指導経験長い)と娘(北大生)を召喚し、
ことに当たらせている次第なのです。

でも、ゆるがせにできないのが定期テスト対策。
5/18以来、毎週日曜日6/11までずっと朝の9時から夜の9時まで
指導に当たりました。その完走の報告です。

家で自発的にできる子はいいと思うのです。でも、そんな子ばかりじゃない。
自分で調べるまでもなくわかる子はいいのです。でも、そんな子ばかりではない。
それほど優秀とは言えないうちの生徒たちに関しては、僕らが時間をかけて
面倒を見てあげなければならないと考えています。
塾的に言えば負の循環なのかも知れない。優秀な生徒を集めれば、勝手に勉強するし
塾が適当な授業してても、成績上位になるしね。
けど、うちらは、生徒の学力を伸ばすのに生徒まかせにできないし、僕ができるならば
休みもなしで苦労も重ねようと思うのです。
結果、5/7以来、一日の休みもとっていません。僕にしてみりゃ当たり前のことで、
逆に日曜日に教室を開けないとか、人並みに休んでいるとかの方が塾教員として
どうかしている。
昔、よく、そんなことして生徒の成績上がるのか?と言われたけど。
報われるかどうかじゃないんですよ。
その方が数パーセントでも可能性が上がるならば、生徒のために動くのが僕の考えなのです。
時代錯誤かもしれないが、生徒第一主義を標榜する塾で生まれた存在であるがゆえに
信念は貫く。

結果として、前回よりトータルで66点向上したり、理科98点だったり、数学も90点越えたりと
生徒たちは成果を残してくれていると思います。

夏期講習生募集中です。

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札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか⑤

札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか④の続きです。

小論文は勉強のしようがないというのは間違いで小論文の書き方を知らない高校生は正直合格できる文章力が
十分備わってきていません。構成から展開まできちんと筋立てに沿って書くということがなかなかできないので
何を書いているかがわからないという状態になっていますから、その点を個別指導で指導してもらうほうが良いと思います。
なぜ、個別かというと、添削では与えられた課題をこなすだけになってしまい、レベルに合わせたスモールステップが
踏めないことが多いからですね。

PAT共育ゼミナールでは僕が自ら小論文は指導します。かけない子は課題を中学生レベルまで落として、書き方を
指導しています。今年からは、夏期講習に小論文対策が映像で加わったので、そちらと合わせておすすめします。

おすすめ
個別指導+映像授業

いかがですか。夏期講習の方向性は決まりましたか。
高校生活は短いので、夏の後悔が1年以上尾を引くこともあります。

ぜひ後悔なく過ごしていただきたいと思います。

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札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか④

札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか③の続きです。

しかし、毎日きっちりと勉強すれば評定は稼げますので、この対策に力点を置く必要があります。
そのため夏期講習としては、1学期の復習及び、2学期の予習がメインとなり、学校の指導レベルに準拠し、進度に
準拠しということになります。そのためには、個別指導が最適と考えられます。
ここでも問題なのは、学校の授業内容をどのくらい理解しているかです。もしも、あまり理解できず、前期中間テストで
やらかしているのならば、個別指導でも1対3くらいまでにするべきです。
学校の内容を理解しているならば、1:6くらいで自習とさして差のない個別指導で十分だと思います。

その場合のおすすめ

個別指導:1:1~3・家庭教師

予備校では学校に向けて集団授業はしてもらえません。また。中学に比べると教員の自由裁量の幅が広く、先生の個性がいきます。
よって、その特性に合わせて対応をすることが可能であろうかと思います。
PAT共育ゼミナールは個別指導を勧めています。といっても、高1・2までです。高3になると、評定がかなり固まってきていて、
この評定ならば、外部受験のほうがいいね。というケースもあるからです。

③ AOや推薦を狙う場合

これは学校自体あまり関係がありません。一つ言えるのは、②のような動きが必要ですね。平均評定も大きく絡みます。というか、
指定校推薦の場合、これがすべてです。私立で進学に力を入れている学校は、上位コースは国公立向け。下位コースで指定校推薦を
取らせるというケースもままあります。札幌光星などはこの傾向が強い学校です。

私立のAOの場合は国公立と異なり1日しか試験日を設けていないケースも多いのです。国公立は半年くらい選抜に時間をかけるようなところもあります。
これは特に夏期講習限定でお手伝いできるところは少ないかなと思います。むしろ日常的なところが重要になります。私立の場合は、公募推薦とAOに差異が大きく
ない場合もあります。これは、本当に学校それぞれです。しかし、試験科目として小論文を課すところも多いため、この準備をしておく必要があります。
しかも、一般入試と比較し、明らかに入試日程が早いので、ある意味、夏期講習くらいが小論対策の最後の機会ということになりかねません。
ですので、小論文の指導が必要になります。

長くなりましたので、次のページに進みます。

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札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか③

札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか②の続きです。

② 内部進学を目指す生徒

この場合の内部進学とは系列大学への推薦が中心ですね。例えば、北海北海学園札幌ならば北海学園大学。
北海道科学大学附属(去年までの尚志学園)ならば、北海道科学大や北海道薬科大。東海大札幌ならば東海大。
北星女子・北星学園大附属は北星学園大。立命館慶祥は立命館大。
学校法人としてはとわの森三愛と酪農学園大。静修高校と札幌国際大学も同系列であったと記憶しています。
これらの附属高校は、一般的な公立よりも優先的な推薦枠がありますから、それを狙うという生徒がいます。
北海学園大学は北海道の私立大としては比較的難しく、公立中堅校では合格が難しかったりするわけですから、
それらの公立よりも入りやすく、進学しやすい学校に関しては非常にお買い得な選択といえるわけです。
立命館慶祥だけは合格者の内申がAランクからDランクくらいはあるので、そのレベルで、狙いを立命館大学に固定化することについての
是非はあります。しかし、多くの生徒が立命館大学にしか進学していない。道内の国公立大学に合格していない。という現実も
一方ではあるわけです。東西南北行けそうだし、旭丘まで考えれば確実とは言わないまでも、十分有望。
なにか校内の雰囲気的にも立命館いけるからいいじゃん。みたいなムードがあるのを個人の感想としては、持っています。
東西南北の内部資料(模試など)見ていても、第一と北嶺は出てきますが、慶祥は。。。

話はそれましたが、このとき一番重視されるのは、平均評定です。つまり、定期テストということになります。
中学のように、平常点を重視するかどうかは学校次第なのです。例えば、北海学園札幌であれば、定期テストで80点以上ならば、
評定は5をつけると。60点以上ならば4をつけると公言されているようです。
ということは、学校のテスト対策が何よりも重要ということもあります。個人の感想でしかないですが、特進コースに対して、
下位のコース。例えば総合進学などは、この内部進学が前提で、定期テストと指導内容を決めているように感じます。
授業自体、センターのレベルに到達してないと感じることも多いですし、センター試験を受ける生徒の数も少ない。
内部進学以外に進学の道がないのではないかと感じてしまいます。

長くなりましたので、次に進みます

 

札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか②

札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか①の続きです。

Bパターンの特徴は何かというと、一つには学校で行われる講習が貧弱もしくは、行われないというパターンです。
公立高校の場合、講習を行う義務は基本的になくて、保護者など(PTAなど)が主催し、それにボランティアとして
教員が協力するというパターンとなります。つまり、誰かが言い出さなければ、行われません。この時の教員の時給は
正直、北海道のアルバイトの最低基準を下回っていたりします。
つまり、公立における講習会は教員の情熱に支えられている部分が多いわけです。
ですから、開講がないということは、決して先生方を責められる性質のものではないわけです。
2つ目には開講されたとしても、まったく入試に役に立たないものであることもあります。これは、伝統校の
ベテラン教師にも多いパターンで、札幌南の講習会はほんとに先生たちが入試など考慮せずに、自由に自分の好きなことを
しているということもありました。だから、見切った生徒からどんどん出席しなくなるという、最終日にはクラスに数人しか
残っていなかったということも。もう大学生になった教え子から聞いたことがあります。
このような講習会ははっきり言うと時間の無駄遣いでしかありません。こんな場合には、以下の内容がおすすめでしょう。

その場合のおすすめ

予備校夏期講習・映像授業

当塾の場合はブロードバンド予備校を勧めています。
実力の養成が求められます。センターなどに向けては高3は夏前に一度過去問を解いてみることを勧めていまして、
その結果を受けて、夏の講習会などを設定していく流れとなります。高2でも数Ⅰ・Aまでは解けるはずです。
ただこの場合に注意しないといけないのは、予備校の授業についていけるレベルに到達しているかどうかです。
僕は大手予備校をよく進めるほうではあるのですが、予備校の授業を消化できるまでにレベルアップしている前提条件があります。
と同時に、積極性。勉強に対して受け身の姿勢では予備校ではあまり多くを身につけることはできません。
それと、時間割についても合うかどうか。。。この点をしっかり考えての選択になる可能性があります。
その点、映像型はどんな時間からでも始められるので、うちの塾であれば21:00スタートということも可能です。
朝は9:00からスタートが可能ですので、時間の都合はつけやすいと思います。

追記、
Bパターンの変形でCパターンというのもありそうです。
これは難関私立・国立。当然道外の対応です。公立にしろ私立にしろ北海道の高校は道内の北大を頂点とする国立大学向けに
授業も講習もシフトしています。道外の難関私立の英語と難関国公立の数学には十分対応しきれていないように思います。
それらを目指す方には、やはりブロードバンド予備校の授業をおすすめしています。

続いては、内部進学向けのお話になるかと思います。
ページを改めます。

2016年6月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : patkyouiku

札幌の高校生は夏期講習で何をするべきか①

中学生は高校受験という統一された目標があるのに対し、高校生はその点がいまいちあいまいです。
基本的には、大学受験という大目標があるにしろ、そのルートが様々だからですね。
ですので、目的別なおかつ高校別にどんな夏期講習を受けるべきなのかをまとめていきたいと思います。
目的ごとにいくつかに分類されると思うのですが、一つには①センター試験対策、一般入試を目標とする生徒。
②内部進学を目標とする生徒。③AOや推薦入試を目標とする生徒だと思うのです。
当然、この3つを複合的にという考え方もあるでしょうし、この部分は考え方によります。

① センター受験・一般入試

これはA/Bの2パターンに分かれます。

Aパターン
札幌南・札幌北・札幌西・札幌東・札幌旭丘・札幌第一・札幌光星など。

学校がそれなりに講習を組んでくれます。その縛りも結構きついため、塾や予備校に行く時間が確保できません。
学校の講習の信頼性はそれなりに高いためそれだけをしっかりやればそれなりに効果が見込めます。
つまり塾としての指導はそれほど必要ないと思われます。
しかし、それはあくまでも上位層のお話であり、成績中位から下位は講習自体についていけないという状況になったり
するのです。よく聞く話としては、テキストの問題を予習していかないと先生が何を言っているかわからない。
ということ。しかも数学などはその問題が解けない。時間内をぼーっと過ごしてしまい、またわからないながら
翌日のための予習をする。そんな勉強をすることも大事なので、意味がないわけではありませんが、効率を求めようと
思うと少し無理があるかもしれません。

その場合のおすすめ

個別指導:1:1~3・家庭教師

これは、次の日の予習をするためにも、わからなかった問題を解説してもらうためにも有効ですね。しかし、一人の先生で
多人数を相手にする場合、かゆいところに手が届きにくいと思います。1:1~3までで対応してもらえるところが良いと思います。
うちの場合は、これに加えてプリント演習タイプや映像もあるので、自由な時間設定できるしその点はご相談の上勧めてさせてもらっています。

Bパターン
公立中堅校など。札幌月寒。札幌藻岩、札幌新川など

長くなってきましたので、ページを改めます。次に続きます。

 

定期テスト終了後から夏期講習に向けて③

前投稿の続きです。

では、この後、何をなすべきかということなのですが、①~④のどの部分に問題があったかを考えてみてください。もしも、時間の不足ということであれば、早めの準備を今から計画しておきます。

札幌の場合、8月後半から9月初めがその時期となりますので、1か月前の準備であればもう来月にはスタートする必要があるということなのです。特に中3生は学力Aの時期と定期テストが重なりますので、

定期テストが終わってから学力A対策ということではとてもではありませんが間に合いません。

うちの塾、PAT共育ゼミナールが中3生は授業時間(夏期講習)100時間を超える設定というのは、そのためなのです。中3で今回失敗した方は、取り戻すためにとんでもない覚悟が必要です。並行して進めないと

共倒れになってしまいます。中1、中2はどうかというと、内容が高度化していきます。実は1学期期末テストというのはやりようさえ間違わなければ、得点は取りやすいテストで、PAT共育ゼミナールとしては戦略的に

1年を展望してこのテストで点数を取らせにかかりました。中体連あるとか言われても、ぶーぶー言われても、おしりを叩いて(比ゆ的な意味です)

今回、得点をとれた生徒の大部分は、①~④を重点的に分析して、学習方法や時間を改善させています。だから、とりわけ全員がどの教科で点数が取れたというわけでなく、個人的に教科間でも点数の差が出ています。

やはり、上がっている子は学校のワークのやりこみ度を変えています。

1周がカツカツだった状態から、2周できた生徒が多いように感じています。

では、どのように具体的に、成績を立て直していくかですが、最善の方法はうちの塾PAT共育ゼミナールに来ることです。それは、当たり前。個人的な問題を解決するためには私自身が見させてもらいたいというのがあります。

個人ごとに問題は違いますから、解決策も異なるので。時間はかかるかもしれませんが、学習に向かう姿勢から変わってくると思います。でも、現実的な方法ではない場合。まずは全体の方針を考えます。

定期テストが悪かった場合

① 平常点で取り返す

平常点は学習態度・宿題の提出・課題の提出・実技テスト・小単元テスト・授業中の発言・忘れ物・遅刻等々。これらから成績がつけられます。先生に反抗的な態度をとるなども減点対象です。PAT共育ゼミナールの生徒でも僕の言うことには素直でいうこと聞くのに学校の態度が先生に対してひどいという子もあります。お願いしてます。「お願いだから学校での態度改めて」とこの部分は僕でも介在しえないのです。小テストや課題などはコントロールできますし、実際に提出物は?と聞く生徒もあります。これをまず頑張って、あげるしかありません。約40%~60%が、こちらなので十分対応策になるのです。

② 定期テストで取り返す

これは、①~④の分析がすんでいることが前提です。問題点が見つかれば、対応はたやすいはずですし、定期テストの反省を提出させる学校もあります。そこで、次の計画を立てていく必要があると思います。とくに、2学期期末テストしかない学校は注意が必要です。今から11月初めまでの学習内容がすべてテストに出ます。準備期間を8週間ほど用意する必要がありますし、習った部分については順次自主的に学校のワークをやりこむことをPAT共育ゼミナールはおススメしています。

みなさん、へこんでないで前に一歩踏み出してください。

PAT共育ゼミナールは夏期講習募集中です。

定期テスト終了後から夏期講習に向けて②

前投稿の続きです。

③ 学習方法を振り返る。

点数をとれていないケースの多くは学習方法の設定ミスにあります。定期テスト対策で重要なのは学校から渡されている、教科書・ワーク・プリントそして自分で書いたノートなのです。

ある中学校では、数学の問題がワークの数字を変えたものしか出さない。また、理科はプリントから、それもレポートとして課したものからだけとか。という場合があるのです。塾や市販の教材をやりこんではみたけれど

点数が取れない。というか、80点を超えないというお話はよく聞くのです。そして、多くの生徒がテスト前に集中して学校のワークを解いている。提出があり、平常点に含められるからですね。

でも、塾のテキストやプリントは基礎ができていての次の手なのです。それだけでも成績が上がらない。結果として塾、成績上がらないよねとなります。これは学校の勉強を徹底させていない塾にむろん責任はあるのですが

方法は少し変えてみる必要があります。

 

④ 学習時間を振り返る。

果たして、今回準備期間はどのくらい用意されていましたか。これを振り返ってください。うち、PAT共育ゼミナールでは約1か月前です。4週間。なぜかといえば、範囲が確定していないので。。。場合によっては前学年の復習を

テスト範囲とする中学校もありますから。2年の理科とかは多いのです。範囲が広がってもあわてないように、また、中3は確実に修学旅行、中2は宿泊研修と噛むので、時間をより多く確保したいのです。

はじめのうちは、塾で学校のワークを完成させます。わからないところはできていないと思しいところは教えます。1~2週間前には範囲を完成させて提出できるようにさせておきます。塾から対策プリントを出したり、テキストをやったり。

出るところを予想して講義します。出そうもないところは情け容赦なく切り捨てます。すべてが同じ力配分や時間配分であってはいけないし、それを、教えてあげるのが塾だから。

1週間前では、対応がききません。積み残しが大量に出てきます。それで、乗り切れている人は基礎の能力が高いにすぎません。

普通は、繰り返さないと覚えませんから。。。ちょっと、数学的に考えてみます。例えば、一週間7日間。平均で日曜含めて6時間勉強して42時間。これに対して主要5教科+技術・家庭と保健・体育。多くの場合、

後ろ2つは50点満点なので、6教科として、1科目あたり7時間の学習時間。4月から6月初めまでで約10週間分の学習期間。すると1週間分に対する学習時間は平均で40分。

いかがでしょう。点数取れますかね。

 

続いて今後の動きについて、説明します。後に続く